大10同好会

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紫陽花(土井)

2007年06月12日 13時27分07秒 | Weblog
日本に四季があることは世界中に知られており、その季節による自然の移り変わりが日本人の感性を磨き豊かにしています。
しかし厳密には五季あるといっても過言ではないでしょう。
春と夏の間、約一ヶ月の梅雨(rainy season)も立派な季節であり、古来必ず巡ってきます。
その梅雨に最も似合う花が紫陽花です。
紫陽花は額紫陽花を原形とする日本原産種といわれています。
花びらのように見える四枚の蕚の中心に細かい粒のような花をつけることから別名「四葩(よひら)」ともいわれます。
咲き始めから次第に色を変えることから「七変化」とも呼ばれます。
同じ種目でも酸性土壌では青、アルカリ土では赤紫色の花をつけます。
原形の額紫陽花は普通の紫陽花のように毬状にならず、枝先にたくさんの小花をつけ、周囲を萼である装飾花が取り巻いており「額の花」とも呼ばれ、各地に自生しています。
先日、近くの「あじさい祭り」中の神社の紫陽花を見に行ってきました。
雨上がりで砂利道は水溜りもありましたが、花は雨滴を宿しより風情を増していました。

   潦(にわたずみ)避け紫陽花の園巡る


   

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