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金木犀と室生犀星(土井卓美)

2016年10月22日 18時12分37秒 | Weblog

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今日は曇り空で暑くもなく、寒くもない過ごし易い秋の一日でした。
そして今は金木犀が花盛りです。
しかし今年は何故か花は目にしても香りに接することが殆どありません。
何時もなら先ず香りに気が付き、まわりを見まわしてそこに花を見つけるのですが、逆のパターンで尚且つ近づいてもあまり匂いません。
急に自分の嗅覚が衰えたとも思われないのですが・・・・

そして今日は知人のブログに木犀に関する興味深い記述がありましたので以下にその一部を無断で引かせてもらいます。
「・・・・樹皮がサイ(犀)の皮膚に似ており金色の花を咲かせるので「金木犀」なのださうです。中国では木犀のことを「桂」と書くことからキンモクセイを丹桂、金桂と呼びます。中国の桂林と言へば奇岩が多く、山水画のやうな景色が見られるので有名なところです。「桂林」とは「木犀」の林で、風光明媚に加へて、木犀のたくさんある所を意味します。」

私はといえば金木犀は子供の頃に松茸の取り時を教えてくれていたことと「室生犀星」と同じ字があるくらいの認識しかありませんでした。
犀星も今ではあまり馴染がなくなりましたが、折角ですから、おー、あの詩なら聞いたことがあると思う人も少なくないだろう詩を引用します。
「ふるさとは/遠きにありて思ふもの/そして悲しくうたふもの/よしや/うらぶれて異土(いど)の乞食(かたい)となるとても/帰るところにあるまじや」


花盛りの金木犀


南京櫨も色づきはじめました

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