大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

親子関係の今昔(土井卓美)

2015年10月03日 17時28分42秒 | Weblog

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いい季節のいい天気になりました。
昼前某コンペの欠場の返事を出しに行く途中であの香りが漂ってきました。
子供の頃学校の帰りに木犀が匂ったらそれは松茸の採れ始める報せでした。
昼食の後は独りで専用の布袋を持って持山に行っていました。
今思い出しても何故か兄弟で一緒に行った記憶は殆ど無く単独行動でした。
今では考えられないことですが、小さな子供が1人で人通りのない田舎道を登って、更には全く人目につかない山の中に入って、あちこち探して松茸やしめじ、初茸を採るのです。
時々は境界を越えて他所の山まで入り込みましたが、他所の山で見つけて採ったことはなかったと思います。
それもその筈で松茸の生える場所は大体決っていて、自分の家の持山なら親からその場所を知らされていますが、他所の山では見た目で生えそうな見当だけをつけて探していたからです。
それにしても昔は昼間なら子供が何処で何をしようと親は全く心配していなかったと思います。
都会のことは分かりませんが、田舎ではそれだけ平和で大らかな時代でもありました。

対して田舎も都会化が進んでいる最近の青少年関連の事件については、子供が学校に行かないとか、夜帰って来ないケースでも親は意外と気にしていない様子で、どうなっているのだろうと思わざるを得ません。
事件に巻き込まれるのは極めて稀なケースとは思われますが、十分な収入があるのに給食費を払わない親が少なくない
と聞かされると親の背を見て育つ子の将来が健全とは思えません。


今日の喫茶店メニュー:コーヒー、茶碗蒸し、クロワッサン、柿  コーヒーチケット(10枚綴):通常¥3150、特売日(月1回)¥2800