大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

推敲と添削(土井卓美)

2015年08月26日 18時40分06秒 | Weblog

人気ブログランキングへ←クリック

台風15号の影響で当地でも昨日の夕方から夜にかけてかなり強い風雨に見舞われました。
昨日の朝はまだ降っていなくて、Gゴルフに50人近くが集まってさぁ組み合わせの籤を引こうとした時に降りだして急遽中止になりました。
お陰で喫茶店に居る時間がいつもより少し長くなりました。
今朝も降っていましたが今は青空の下猛暑の時とは違った風が吹いています。

俳句のことについてはこれまでも折に触れて書いているので一部に重複する所があるかも知れませんが、今回は推敲と添削についての私見です。
何かに感動して、あるいは締め切りなどの必要に迫られて五七五に1句を纏めます。
それがすんなりと調べの良い佳句になることもありますが、多くの場合は自分でもどうもイマイチ納得が行かず、もう少し何とかならないかと思うものになりがちです。
それは口に出して読んだ時の調子(リズム)が良いか、言いたいことがちゃんと読者に伝わるかの表現方法の双方にあります。
そんな時には言い回しを変えたり、違う季語を持ってきたり、上下の順番を変えてみたり自分でいろいろ工夫してみなければなりません。それをすることが「推敲」です。
「添削」は自分の句を上級者に直してもらうことです。
自分ではいい句だと思っていても他から見たらまだ工夫の余地があるものです。
「ライン川句会」と「俳句教室」では未熟ながら私が添削指導していますが、「地元句会」では「投句」、「選句」、「講評」だけで「合評」も「添削」もありません。

先回の地元句会の「数万の中出会ふ師や大花火」の句もそれなりに出来ていると思いますが、「俳句教室」で添削を求められたら「数万の人出師に合ふ花火の夜」などとしていたと思います。
少しは練れて情緒も増すのではないかと・・・・・・・・・・

図らずも4回続けてランチの写真になってしまいました。今日の近くの食堂の「冷奴定食」です。


¥650 安いのとボリュームが取得です