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オリンピックのメダルとスポーツ振興(土井卓美)

2012年08月09日 17時28分54秒 | Weblog

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猛暑の日々は続いていますが、さすがに盆も近くなってくると朝夕の暑さは一時のそれと微妙な違いを感じさせます。
昨夜は女子レスリングが二つの金メダルを獲得し、安心と喜びを齎してくれました。
これまで銀や銅は相当に取っているのに金の少ないのが物足らない感じでしたが、これで一挙に倍増し、更に今夜も一つか二つ上乗せが期待出来る状態となって日本国民全体がホッとした雰囲気になっているのではないでしょうか。

ロンドンオリンピックでは過去最多だった東京大会を上回るメダルの獲得数だそうで久々に明るい話題となっています。
思えばバブルの崩壊以来二十数年経済の低迷に喘ぎ、この数年は政権の不安定故に国際的な政治的地位の降下も著しい我国でありました。
ここにきて思わぬ国威の発揚となったことをどう受け止めればいいのでしょうか。
確かに良かったことは素直に喜び祝福すればよく、足らなかったことは反省する、即ち勝因、敗因の分析を通して将来計画を策定し、努力することの必要なことは言うまでもありません。
そしてその基盤となるのが青少年のスポーツ人口の増加ですが、最近の、というよりこのところかなりの期間になるのでしょうが、傾向として体を使うよりもゲームで遊ぶ子供の割合が相対的に増えてきていることが心配です。
政府も自治体もスポーツ振興には更なる注力をすることが望まれます。
具体例としては、昔あって今あるかどうか知りませんが、全国放送中学陸上(水泳)大会の復活とか、インハイ(高校対抗戦)、インカレ(大学対抗戦)への更なる支援とマスコミがそれを大々的に取り上げて青少年のスポーツに対する関心と興味と意欲を向上させる国民運動的なものとすること等も必要だと思うのですがどうでしょうか。