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続・ギャンブルの不首尾と反省(土井卓美)

2011年04月02日 13時47分22秒 | Weblog
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前々回3月29日付けの本欄の続編です。
同じようなやり方で運営しているサイトは他にもありますが、今回の対象は「O.P.オークション」という所です。
1回の入札に必要なコインは77円ということになっていますが、常時約半額で入手出来る仕組みになっているので実質的には約39円です。
それを約1万円(250枚)購入して、少し冷静に試してみました。
まだ手許にはコインが残っていますが、落札される状況と結果は前回と変わりません。
即ち高額な商品や商品券が次から次へと誰かに落札されていて、その状態が深夜も含め24時間続いています。
また1日に数回胴元(運営会社)から、「今お客様が減少中で落札のチャンスです」などといったメールが届いたりもします。
しかし何回入札しても1回も落札出来ないということは何故なのか、単なる偶然と運だけなのか、決してそうではない筈で、私なりに分析をしてまず間違いないだろうと思う2つの結論に達しました。

その1は入札者複数がグルになって応札し、仲間以外の人からの入札にはどこまでもついて行き、ライバルが諦めた時点で自分達の入札を止めて落札を確定する。
こうすればグループの力で個人は簡単に排除できます。

その2が最も肝心で、高額の商品や商品券の殆どが数百円までで落札されているということは、その間に費やされるコインも僅かで、胴元の収入も取るに足りないものです。
落札された商品や商品券が普通に決済されるなら胴元の経営がもつ筈がありません。
それがもっているカラクリは何か?
私の推定では殆どの商品や商品券は胴元からユーザーに渡っていない、つまり胴元は実際にはそれらを落札された安値で売り渡す必要の無い仕組みを作っているのです。
それはどういうことかといえば、胴元の息のかかった入札グループが落札することによっていとも簡単に実現可能になります。
あくまでも短時間内に得た私の推論ですが、いい所を突いているのではないかと思っています。