大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

彼岸(土井)

2008年03月20日 11時47分43秒 | Weblog
今日は春分の日の休日ですが、朝からの雨でやや肌寒く、何処にも出掛けず新聞を読んでいたらいつの間にか止んでいます。
ところでこの彼岸については
1、河の向こう岸、生死の海を渡って到達する理想・悟りの世界、涅槃(ねはん)。即ちこちらの生死を繰り返す迷いの世界である此岸(しがん)に対する意味
2、彼岸の7日間に行う仏事である「彼岸会」の意味
3、春分・秋分の日を中日として、その前後7日間のことをいい、特に俳句の世界では、単に彼岸といえば春の彼岸を意味し、秋の場合は「秋彼岸」といいます。
よく暑さ寒さも彼岸までといい、広く季節の変わり目とされていますが、東大寺の修二会の「お水取り」の頃が毎年寒いのと同様、彼岸の入りの頃も寒い日が多いようです。

   毎年よ彼岸の入りに寒いのは   正岡子規

子規が「彼岸なのにまだ寒いね」と言ったら母がこの句の通りの五七調で応じたそうです。