大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

携帯電話(土井)

2006年06月21日 08時15分11秒 | Weblog
自動車と家電品は時間と年月をかけて着実に普及してきた、性能は確実に良くなり価格も下がって一般家庭に自然に行き渡った。
それに比べパソコンはやや急激に浸透し、社会生活に様々な変革をもたらした。
デザイン技術、工程管理や商品管理等のソフト技術が著しく進歩し、一部のプロに限られていた株式のデイトレイドに一般人が参加して市場の様相を変えてしまうような現象まで現出させた。
ところが、携帯電話となると、その普及速度は驚異的で瞬く間に全世界を席巻しつつある。携帯電話の怒涛の普及は多くの経済効果と技術革新をもたらしたのも事実で、社会に計り知れない貢献をしている。
携帯電話に写真機能が付いた時、そんなことまでしなくてもと思ったら今では、そんなのは常識を通り越して、サイフ代わりに買い物まで出来るというのだから世の中どこまで進むのか見当もつかない。
しかし光強ければ影また濃し、人と人との生の触れ合いが薄れ、感情や表情を伴わない言語が一方的に飛び交い人間関係の希薄さを更に加速させている。
その便利性と手軽さ故に振込め詐欺など新しい卑劣な犯罪を誘発したりもする。
私はといえば、数年前我が家4台目として持ったが、写真やメールのやり方は未だ分らず使用経験なし。外出時も家に置いているので周りから何の為に持っているのかと言われるが自分でもその必要性を殆ど感じていない。
ところが、ところが、来週からゴルフツアーに出かけるので俄かに必要性に迫られ、早速海外でも使用できる機種に切り替えて、品物だけは一昨日持ち帰ったが未だ使用説明書も見ておらず、果たして実際に役に立つかどうかは甚だ心許ない状態です。