
中学時代から音楽にものすごく重いバイアスをかけて生きてきた。
中学でギターを買って吹奏楽部に入り、高校でバンドとブラスに命を懸け
大学はバンドのために途中で京都から東京の大学に移り、
在学中にロックバンドのコンテストで優勝し、
大学卒業とともにプロデビューした。
レコードを一枚だしてからは、プロとしては「失格」だったので
その後昼間の仕事に就いて、それはそれなりに頑張ってきたつもりはあるが
気持ちとしてはずっと音楽をやってきていた。
が、外的要因とはいえ、音楽から(少しだけ)距離を置いてみて思うのは、
普通の人にとっての音楽は、ないと困る物ではない。食料や睡眠、お金のように。
そこにやたらと重いバイアスをかけて、それが普通だと思っていたことが
じつは、ある限られた分野の人間だけだったんだな、ということが
理屈ではなく、皮膚感覚でやっとわかってきたってこと。
それが演奏から距離を置いて分かったこと2です。
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