ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
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ビッキーズで出演した「やらまいかミュージックフェスティバル」はいいフェスでした

2008年10月18日 21時50分48秒 | BAND
やらまいかミュージックフェスティバルIN ハママツから一週間、いや、早い一週間だった。お世話になった方々にお礼のメールをさす暇もなく、申し訳ありませんでした。その間、ビッキーズの写真を送っていただいたりして、主催者の方々や出演者の方々と仲良くなれたりしてとても楽しい思い出だ。

反省点は個人的にはいろいろあるんだが(歌詞がボロボロだった、当日ステージに上がってから気づいたが譜面台がなかったのだ、歌詞は暗記していなかった、さらにフリューゲルホルンのソロがあることを忘れ、本番でソロになってはじめてケースから出していないことに気づいた。頭が欠けたよ、当然ながら)、練習ではわかんなかったこのバンドの良さも見えた。なんていっても響はうけたなー。俺はイターとメインボーカルで、フロントマンだったわけだが、お客さんの視線はおれのすぐ横をかすめてドラムの響に大集中。誰も俺なんか見ていないのが痛し痒しだが、プロデューサーの俺としてはシメシメというところ。特に響の歌がウケたのがうれしかった。歌はやる気がでるんだが、響はやる気満々だったわけで、そういうのはステージからみてすぐわかる、そしてそういう姿勢は感動を呼ぶものなのだよ。

詳しくは妻のブログ「響けブログ」をご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/


さて、今回のやらまいかミュージックフェスティバルは、本当に市民の手作りのイベントで、打ち合わせにも参加したんだが、本当に本当に手作りで、手作りだった。サゴー前のステージに出んたんだが、そこの舞台監督の方やMCの方も本当にやる気溢れる、音楽への思いがあふれる方々で本当にお世話になったし、うれしかったです。

スタッフも、そして出演バンドもみんなよかったんだが、それにしても浜松のアマチュア音楽シーンのレベルってのは、どうしてこんなに高いのか、本当におそるべしである。特別テクニックをひけらかすような方向の人は少ないけど、どのバンドも基本を押さえているし。音楽の作法としてのツボをよく心得ている。太田の800トンの草の根フリージャズや、ハープがやたらと上手なブルースバンドもいい演奏だった。


さて、私の高校の後輩がたくさんいるバイオレットブラスというバンドが、このやらまいかミュージックフェスティバルのトリを飾ったわけだが、何度か見ているにもかかわらず毎回感動してしまうぐらい素晴らしいよ。後輩諸君。ラッパもサックスもばりばりで、聞かせてくれる曲も楽しいし、客のあおり方が尋常でない。ステージングも最高。いつか一緒に吹いてみたいものだと思いますが、ちょっと自分の演奏レベルを上げてからでないと言い出せない、いいだしかねて。

最後は実行委員会のクロージングセレモニーだが、ホストバンドはそのままバイオレットブラス。スタッフの皆さんはずいぶん前から当日まで、そしてこの当日後の片付けや、財務的な処理まで大変だと思いますが、おかげで楽しく演奏をさせてもらいました。

僕は「人生にもっと音楽があるような人を増やす」もしくは、人々の暮らしなの中での音楽成分を高める、できればみんながステージで音楽表現ができるように、というのが、仕事もプライベートも含めたライフタイムミッションなんですが、やらまいかミュージックフェスティバルが見せてくれたのは、その一つの完成形かもしれない。市民が企画し、市民が出演し、誰もかれもがステージを見てステージに上る。本当に素敵でした。音楽のある町、楽器の町に生まれ、音楽を続けていくことができて、幸福です。

やらまいかミュージックフェスティバルのスタッフのみなさん、そして出演したバンド諸氏、そしてベースを手伝ってくれた佐藤、キーボードでお世話をかけた坂口、本当にありがとうございました。また来年も出たいと思います。



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