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「ブラスジャンボリ2013」に参加して「見上げてご覧、夜の星を」吹いて思ったこと。
年に一度の吹奏楽、大人数で吹奏楽を楽しむイベント。
「ブラスジャンボリ2013」
またまた行って参りました。
今回はいつもよりさらにまた人数が多く、
全体で600名ぐらい?
トランペットだけでたぶん100人いたのではないでしょうか。
「ブラスジャンボリーのファンファーレ」から
「バンドの民話」から、「宝島」「ハロー・ドーリー」などのジャズ、
そしてゲストの斉藤暁さん、つまり湾岸書の秋山副署長も参加したのにちなんで、
「踊る大捜査線のテーマ」まで。
とても楽しく演奏させて頂きました。
2年前、クラリネットの北村英治さんがゲストの時「見上げてごらん夜の星を」を聴いて
その演奏の表現力の素晴らしさに本当に感動して、泣きそうになったんだが(本当は泣いた)
http://blog.goo.ne.jp/hoboike_diary/e/62fd824845986d0a9f0fc90894f3e6d6
今回もまた「見上げてごらん夜の星を」を演奏して、
別の意味で泣きそうになってしまった。(本当は泣いた)。
ブラスジャンボリー2011は、2011年の2月26日だった。
その後、3月11日の大震災があって、
信じられないような大きな悲劇となり、
「見上げてごらん夜の星を」は
あのサントリーのCMをはじめ、
震災後、私たちを励ます曲として
何度も歌われたのだ。
歌は、あれだけの悲劇も癒す力がある、という素晴らしさと同時に、
僕たち日本人は「見上げてごらん夜の星を」という曲を
震災のことをイメージすることなく歌ったり演奏することは
もうできなくなってしまったのだ、という深い感慨があった。
そしてブラスジャンボリー2013の「上を向いて歩こう」を演奏して
それを痛感した。
「東京家族」という山田洋次監督の映画を先日見て
近々レビューを書こうと思っているが、
私たちはもう震災前と後を同じような気持ちで
生きていくことはできなくなってしまった。
それが映画を通じて、描かれていると感じた。
そこには深い悲しみが、
現在進行形の悲しみがあるように思えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/db/f4098cab3710cfffcc197e266fcada31.jpg)
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