ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

週刊プレイボーイ素晴らしいぞ!石原慎太郎にハッキリ「老害」と言ってくれるメディアをまってたよ!

2011年04月24日 23時27分18秒 | Photo&エッセイ

骨がある! 週刊プレイボーイ。素晴らしいぞ!

 

 

骨がある! 週刊プレイボーイ。素晴らしいぞ!

石原慎太郎にハッキリ「老害」と言ってくれるメディアをまってたよ!

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映画「漫才ギャング」を見てきました。<★★★★☆>

2011年04月24日 12時24分35秒 | 映画レビュー

書き終えていたのに掲載し忘れていた映画評を掲載します。

ちょっと状況的に古いですが、

震災後1週間ぐらいで、実家にいたときに見た映画です。

<hr>

映画「漫才ギャング」を見てきました。<★★★★☆>

想定外に面白かったです。

映画そのものが漫才のような面白さ。

しかもストーリーとしても面白いし、

キャストもいいねぇ。

こんな時だから、こういう楽しく、そして

希望について描いた映画を、

ぜひ皆さんに見てほしいと思います。

いま、東京は元気がなさ過ぎると思う。

(今日は東京にいないけど)

こんな暗く呆然とした東京の精神的風景が、

何かに似てるな、と思ったら

ドーハの悲劇と言われている、あのワールドカップ予選での

日本チームの様子に似ていると思ったのだった。

まだゲームは終わっていないのに、逆転されてピンチになった途端に、

呆然として、ショックのあまり思考停止状態になっているような感じ。

僕たちの人生にも、日本の未来にもゲームオーバーはない。

日常性バイアスの中で呆然としているのではなく、

素速くモードを切り替えて、エマージェンシーモードにしつつ

その中では平静で余裕とユーモアと希望を持つことが重要だと思う。

映画と関係ないことの方がたくさん言ってます。すいません。

キャスティング、良かったですよ。

 

 


もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?

2011年04月24日 12時23分09秒 | Photo&エッセイ

今日は久々に家にいる時間がながいので

最近滞りガチだったブログをガンガンエントリーしたいと思います。

ただし夕方からはバンドのリハなので。

その練習とラッパの練習と、

仕事もしつつですが。

 

ところで今年2月にエントリーしたブログですが。

東日本大震災の前のものです。

あの地震のあと何かが決定的に変わった気がします。

自分の中でも。東京でも。

 

同じこと場がまた違う、さらに重く、強い意味を持って迫ってきた気がするので再掲します。

以下は以前の文章です。

さて、きょうも。自分に問いながら。

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、

 今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」

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弟の法事がありました。

7回忌。

弟は40になる前に、病気でこの世を去りました。

 

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」

 

アップルの創設者、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業祝賀スピーチで述べた有名な言葉。

メメント・モリ。常に死を思え。

今日は寒い、曇った日ですが、

しっかりと充実した一日を送りたいと思います。

 


ジャムセッション突入日記、大宮アコースティックハウス「JAM」に参加 4/23/2011

2011年04月24日 08時47分08秒 | LIVE本番日記

原朋ジャズトランペットレッスンのレッスンメイト

大宮在住のH部さんと誘い合わせて、

大宮のジャズライブハウス「アコースティックハウスジャム」

に出かけてきました。

というのも、先日の下北沢でのジャズコンボライブで一緒に演奏した

ピアノの高橋さんがその日はハウスバンドのピアニストとして

出演していたから。

ラッパの練習がしばらくできなかったので

自分の演奏はちょっと不満が残りましたが

とても気持ちのいい場所で、Hさんの演奏も堪能できて(同門なので似ているかも)

フルートの女性は、以前高円寺のらくやで一緒に演奏したことがある方だったし、

とてもフレンドリーで楽しく演奏させてもらいました。

最近は「ジャズボーカル」も営業品目に加わった感じです……。

たいていラッパより褒められます……。

 

僕的には遠いのが玉に瑕ですが、

またぜひ遊びに行きたいと思います。


子どもの年間被爆基準について、もしご賛同いただけるなら、署名をお願いします

2011年04月24日 08時39分54秒 | Photo&エッセイ

福島の学校で学ぶ子供を持つ友人から

メールをもらいました。

もしご賛同いただけるなら、署名をお願いしますとのことでした。

このブログの読者の方にも、ハヤリの言葉で「拡散」させていただきます。

【ご協力ください】緊急声明と要請:

子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する

日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求

署名は以下から行えます。

http://e-shift.org/?p=166


ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】その47

2011年04月24日 07時54分52秒 | ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】


ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】その47

イケヤの知人のピーノさんが
いつも私を含めたご友人の方に送られているメルマガのお裾分けシリーズ。
『ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】』です。

海外滞在が長く、外国語にもご堪能な方です(日本人です)が、

一週間程度で物凄い量のものを見る、読む、聴く。とにかく私もビックリ。

私も見習いたいと思っております。

というわけで読者の皆様、感想等ございましたら、

私が責任を持ってお伝えしますので
ぜひコメント欄にお願いします。
では、レッツゴー。

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先週末は、山梨県北杜(ほくと)市で満開の桜を楽しみました。実相寺の
「山高神代桜」は日本初の天然記念物指定で、樹齢1800~2000年(推定)
とも言われる桜を中心に、境内のあちこちに桜が植えられ、観光客で一杯。
そこから車でさらに数十分西に移動すると、750m続く桜のトンネルで有名な
「眞原(さねはら)桜並木」があります。甲斐駒ヶ岳を背景にした雄大な景色
のなか、ソメイヨシノは満開に近い8分咲きでした。農道の片側に植えられた
“しだれ桜”はまだ少し早かったですが、桜の満開のトンネルは圧巻でした。
http://www.hokuto-kanko.jp/sakura_blog/2011/04/415-1.php

お昼は今年の“B1グランプリ”で優勝した「元祖甲府鳥もつ煮」発祥の店
『手打そば奥藤本店』で、おそばと鳥もつ煮を食べたんですが、蕎麦定食を
注文するとおそばが“食べ放題”なんです(笑) 一人5枚ずつ食べましたが、
やはり作り置きができない新鮮な鳥もつ煮が美味しかったです。1950年頃
からお客さんに出し始め“縁をとりもつ”縁起のよい料理と言われています。
市の観光ガイド専門員としても働かれている、大学の大先輩であるEさんの
運転する車で、ドイツ語の恩師Y名誉教授ともども大変お世話になりました。
http://okutou.com/

夏の電力需要が○○○○万キロワット足りない、と今から大騒ぎですが、
この算出方法はどうなってるんでしょう。 東京電力も東北電力にしても昨年
夏の最大消費量から計算しているとしたら“大間違い”では? 今回の震災
でどれだけの民家や店が被害に遭い、多くの住宅が無くなっている状況と、
東京ドームひとつとってみても、昨年夏のように、連日、野球やコンサートが
開催されるとは誰も思わないでしょう。また被災した工場すべてがフル稼働
するとも思えませんし、外国人観光客や労働者も当分戻ってこないですよ。
http://diamond.jp/articles/-/11908

【コンサート】

■神保彰 「ワンマンオーケストラ」<桜座、11/04/16 ★★★★>
全国的に珍しい“土間”のステージにドラムをセットして、回りを観客が取り
囲む形で二部構成、約2時間のコンサート。 「土間は、タイトな音で気持が
良い」と神保さんが絶賛。初期のカシオペア・メドレーで始まり、映画音楽:
サウンド・オブ・ミュージックや007、マイケル・ジャクソン・メドレー等馴染み
の選曲が続き、今回新たにピアソラの「Libertango」を披露。 アンコールは
「スペイン」(C・コリア)と「上を向いて歩こう」で震災を意識した選曲でした。
終演後のCDサイン会も和気あいあいとした雰囲気で神保さんの人柄です。
http://akira-jimbo.uh-oh.jp/

【映画】

■ガリバー旅行記 <原題 Gulliver's Travels>(★★)
スウィフトの原作を現代風に味付け。冒険もなければ、ファンタジーの「夢」
もなく、ラブ・コメディというほど笑う場面もありません。ジャック・ブラックは、
優柔不断な主人公には合っていますが、正義の味方・救世主には向いて
いません。中世の街並みにガンダムのような巨大ロボット出現もミスマッチ
ですし、そもそもCGを駆使しているわけでもないのになぜ「3D上映」にして
特別料金を取るのか、内容が伴わない無謀なチャージです。体の大きさで
はなく、正直な気持ちを相手に伝えることの大切さを教訓にしていますが。
http://www.cinematoday.jp/movie/T0009671

今月末で37歳になるスペイン人女優ペネロペ・クルスが、再度ウッディ・
アレン監督・脚本の映画に出演が決まったようですね。彼らの前作「Vicky
Cristina Barcelona」(邦題:それでも恋するバルセロナ2008)でアカデミー
助演女優賞を受賞したペネロペには相性が良いみたい。昔はニューヨーク
の街にこだわり続け、ここ数年は欧州のイギリスやスペインを舞台に選び、
次作はローマで撮影する予定だとか。 ダイアン・キートンにミア・ファロー、
スカーレット・ヨハンソンにペネロペ・・・と女優陣に恵まれたのも彼の才能?
http://insidemovies.ew.com/2011/04/06/penelope-cruz-woody-allen/

【Book】

■内田樹 「映画の構造分析」(文春文庫、11/04/10 ★★★☆)
2003年に発刊された単行本の文庫化。映画批評の本ではなく“現代思想
の入門書”と著者は断り、「エイリアン」を最初に成功したフェミニズム映画
ととらえ、「大脱走」は“母性の奪還”を、「ゴーストバスターズ」はトラウマの
本質に触れた歴史的傑作と評価。本書で扱われる映画がどれも古い点と、
あとがきで自ら「中途半端なテクスト」と言っているものの、ハリウッド映画
の“女性嫌悪”の分析など、徹底的に裏読みする部分の説明は新鮮です。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167801250

映画の構造分析—ハリウッド映画で学べる現代思想 (文春文庫)
内田 樹
文藝春秋

■季刊誌 「考える人」(新潮社、11/04/04 ★★★★)
「今、仏教は変わってきている」というのが、特集「考える仏教」を読んでの
感想です。兵庫県の山奥で自給自足しながら、参禅者の世話をするドイツ
人住職ネルケ無方師。1995年、阪神大震災とオウム事件に影響を受けて
三部作を書いた高村薫と曹洞宗住職(南直哉)の対談。 法然上人800年、
親鸞聖人750年の“大遠忌(だいおんき)”を迎えた今年、自分にとり「仏教
とは何か」を改めて考えさせられる内容でした。薩摩治八郎(バロン薩摩)、
浄瑠璃から表千家の初釜まで読み応えのある重量感たっぷりの季刊誌。
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/

考える人 2011年 05月号 [雑誌]
新潮社
新潮社

【オマケ、今週の気になった言葉】

無知というのは、何かを「うっかり見落とす」ことではなく、何かを見つめ
過ぎているせいで、それ以外のものを見ない状態のことです。 それは不
注意ではなく、むしろ過度の集中と固執の効果なのです。
(by 内田樹、「映画の構造分析」P116より)

「無知というのは単なる知識の欠如ではなく、否定という積極的な力動性、
知識を受けいれることに対する積極的拒否である」と、イェール大学教授
ショシャーナ・シェルマンの言葉の引用が続きます。今回の震災で改めて
思ったのは「地震や津波の予知はできないこと」と「原発の安全性は誰も
保証できないこと」です。テレビや新聞、メディアで解説する専門家と呼ば
れる人たちは、自分の専門分野以外は何も見ていないんだってことです。
ひとつひとつの理論やデータ分析は正しくても、それらが複合的に重なり
あうと、「どうなるのか?誰も分からない」ということが分かったんですね。


では。