映画「ステキな金縛り」を見た。<★★★★☆>
日本で映画を作ると話題になる監督はそう何人も居ないと思うんですが、
三谷幸喜はその一番手だろうなー。
ただ、その期待に応えてなのかどうなのか、
キャストが無駄に豪華すぎるんじゃないだろうか。
日本映画を最近立て続けに見ていると、だいたいキャストが同じような映画が
ほとんどなんだが、この映画にはほぼ、全部の日本映画の重要な人たちが出てしまっていて
ちょっと「なんでもありのコース料理」のように見えてしまったのだった。
とはいえ、三谷映画の主役常連である
深津絵里と西田敏行の演技は、もう本当に何度も笑わせられてしまった。
日本のコメディ映画では最高峰だろうと思うのでした。
ストーリーも、一寸先が見えない面白さで
奇想天外だけど知的なコメディ。
アメリカ人が好きな法廷映画を上手に日本風に仕立てた
といえるのでは。
ただストーリーとしてもちょっと「盛りが良すぎる」のであって
コメディーとして一級なのに、
ちょろっと泣かせるストーリーもあったりして、
それが切れ味に欠けるのでは。
KANがよかったな。
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以下はこれからこの映画を見る人には猛毒です!
要注意、ネタバレです。
ハリウッド・ストーリーテリングの
シナリオ解析術によるフォーマットのメモを自分のために。
このログライン(LOGLINE)は
冴えない弁護士宝生エミが、ややこしい殺人事件を担当させられ、
その証人は落ち武者の幽霊だった。幽霊を法廷で証人につれていくが
幽霊の人格への疑問が検察から出され、そこで幽霊はタイムアウトとなり
公判は危機を迎えるが、宝生エミが自分の直感で真犯人を突き止め、
正義は実現され、弁護士としての自信も持つことができる。
【Act】1
落ち武者と会うまで。
【Act】2
裁判が始まり、
落ち武者が裁判に正式に承認として認めさせる。
落ち武者が帰るまで。ミッドポイント
後半。一人で容疑者に会いに行くところから。
段田さんに依頼をするところまで
【Act】3
一人で裁判に向かうところ、以降。
いい弁護士として成長し帰還する・
この映画のミッドポイントは
更科六兵衛が霊界に帰ってしまうところ。
であります。
以下はwikipediaからのキャストのコピーであります。
映画が4本ぐらいできるほどの贅沢ぶりで、
ちょっともったいないです。
宝生エミ〔弁護士〕 -深津絵里
更科六兵衛〔証人〕 - 西田敏行
速水悠〔弁護士〕 - 阿部寛
小佐野徹〔検事〕 - 中井貴一
菅仁〔裁判長〕 - 小林隆
矢部五郎〔被告人。鈴子の夫〕 - KAN
矢部鈴子〔美術品バイヤー〕- 竹内結子
日野風子〔化粧品会社・社長〕 - 竹内結子(一人二役)
日野勉〔風子の夫、鈴子の愛人〕 - 山本耕史
木戸健一〔歴史学者〕 - 浅野忠信
阿倍つくつく〔陰陽師〕 - 市村正親
宝生輝夫〔エミの亡き父〕 - 草剛
工藤万亀夫〔エミの恋人〕 - 木下隆行 (TKO)
段田譲治〔向こうの世界から来た男〕 - 小日向文世
日村たまる〔法廷画家〕 - 山本亘
旅館「しかばね荘」の女将・猪瀬 - 戸田恵子
旅館「しかばね荘」の主人・猪瀬 - 浅野和之
占部薫〔タクシー運転手〕 - 生瀬勝久
伊勢谷〔トラック運転手〕 - 梶原善
野島〔スモーク係〕[3] - 阿南健治
心霊研究家 - 近藤芳正
村田大樹〔まだ売れていない役者〕[3] - 佐藤浩市
前田くま〔ウェイトレス〕 - 深田恭子
悲鳴の女〔コールガール〕[4] - 篠原涼子
ドクター - 唐沢寿明
ラブ - ナナ(声:山寺宏一)
漆原森太郎 - 相島一之
ナース - 西原亜希
弁護士〔勝訴を持つ男〕 - 大泉洋(※エンドロールのみ出演。)