再び川を横断し登攀となった。
わずかな登りであり、しばらくゆるやかな傾斜を進むと急に開けたポイントへと出た。
ここが別ルートとの合流点らしい。
ここにザックをデポし、最深部へと向かっている人達がいた。
また戻ってきて、食事をしている人もいた。
ちょっと小腹は空いてはいるが、今日の昼飯は「雲龍瀑の滝壺で」と決めている。
ザックは下ろさず渓谷の上流へと向かった。
左右の岩肌にへばりついている巨大つららは、次第にその姿を「氷壁」へと変えていった。
「友しらず」と呼ばれる氷壁があるはずだったが、まだ見えてこない。
画像でしかしらないその氷壁に胸躍る思いだ。
スタートからここまで3時間近くもかかっている。
そりゃそうだ。
厳冬期の芸術品に目を奪われっぱなしで、立ち止まってはしばしながめ写真をパチリ。
ずっとその連続だった。
今日はそれほど急ぐ行程でもない。
自然を愛で、楽しみながら行こう♪
やっと「友しらず」のお出ましだ。
全体像を写真に収めることはちょっと難しかったが、じつに見事な芸術品だった。
なんとか向こう岸へ行けないかとルートを探し、川を渡った。
「でかいなぁ~」
ため息が出る。
こうして人間と比較すればその氷壁の大きさが分かる。
もちろんこれは氷壁のごく一部に過ぎない。
アイゼンとピッケルでちょっとだけでも登攀をと試みたがあまりにも危険過ぎた。
当たり前のことだが、アイスクライミング専用のギアが無ければ無理である。
それでも最高に気分が良い♪
圧倒されながらも、初めて氷の壁にへばりついていることが嬉しかった。
りょうちん、昼飯はもうちょっと後になってしまうかな(笑)。
かといってあまりここで遊んでばかりもいられない。
先へと進まねばいつまで経っても雲龍瀑にお目にかかることができない。
足下は雪、両サイドは氷壁という世界に足を踏み入れることがこんなにも素晴らしいとは・・・。
自分の予想を遙かに上回っていた。
そして今度は、青空以外はその殆どが氷の世界へと自分たちをいざない導いてくれることになる。
そう、もちろん足下もすべて氷の世界だ。
わずかな登りであり、しばらくゆるやかな傾斜を進むと急に開けたポイントへと出た。
ここが別ルートとの合流点らしい。
ここにザックをデポし、最深部へと向かっている人達がいた。
また戻ってきて、食事をしている人もいた。
ちょっと小腹は空いてはいるが、今日の昼飯は「雲龍瀑の滝壺で」と決めている。
ザックは下ろさず渓谷の上流へと向かった。
左右の岩肌にへばりついている巨大つららは、次第にその姿を「氷壁」へと変えていった。
「友しらず」と呼ばれる氷壁があるはずだったが、まだ見えてこない。
画像でしかしらないその氷壁に胸躍る思いだ。
スタートからここまで3時間近くもかかっている。
そりゃそうだ。
厳冬期の芸術品に目を奪われっぱなしで、立ち止まってはしばしながめ写真をパチリ。
ずっとその連続だった。
今日はそれほど急ぐ行程でもない。
自然を愛で、楽しみながら行こう♪
やっと「友しらず」のお出ましだ。
全体像を写真に収めることはちょっと難しかったが、じつに見事な芸術品だった。
なんとか向こう岸へ行けないかとルートを探し、川を渡った。
「でかいなぁ~」
ため息が出る。
こうして人間と比較すればその氷壁の大きさが分かる。
もちろんこれは氷壁のごく一部に過ぎない。
アイゼンとピッケルでちょっとだけでも登攀をと試みたがあまりにも危険過ぎた。
当たり前のことだが、アイスクライミング専用のギアが無ければ無理である。
それでも最高に気分が良い♪
圧倒されながらも、初めて氷の壁にへばりついていることが嬉しかった。
りょうちん、昼飯はもうちょっと後になってしまうかな(笑)。
かといってあまりここで遊んでばかりもいられない。
先へと進まねばいつまで経っても雲龍瀑にお目にかかることができない。
足下は雪、両サイドは氷壁という世界に足を踏み入れることがこんなにも素晴らしいとは・・・。
自分の予想を遙かに上回っていた。
そして今度は、青空以外はその殆どが氷の世界へと自分たちをいざない導いてくれることになる。
そう、もちろん足下もすべて氷の世界だ。