本来であればヘルメット不要のトレッキングなのだが、今日は氷上を歩くことが多くなることから「転倒」が懸念された。
また、見たこともないようなでかく長いつららの束がお目にかかれることもあり、ヘルメットを着用しての歩きとした。
雪上を歩くとほどなくして岩の壁が目に入った。
そしてその岩壁にはでかく長いつららが形成されていた。
わずかにしたたり落ちる水が、この冬の氷点下にさらされて出来上がったのだろう。
これだけでも見事だった。
これほどのつららは見た記憶がなかった。
しかし、この程度のものはまだ序の口であることを数時間後に知らされることになる。
さっそく大自然の造形美に触れてみた。
いつ瞬時につららが崩れ落ちてくるかは分からないため怖さはあったのだが、感動はその怖さを上回っていた。
「ねぇりょうちん、このつららで何杯分のオンザロックができるかな?」
などとおバカな質問をしたが、りょうちんはりょうちんでつららで遊んでいる(笑)。
「いてぇ~!」
と、言ったかどうかは分からないが、まったくもって子供なんだからぁ。
・・・かく言う自分もやってみた(笑)。
今自分たちが歩いているポイントは本来であれば「稲荷川」と呼ばれる渓流である。
それ故に川石がごろごろとあり、その表面を雪が覆っているに過ぎない。
固く締まっている部分もあるが、所々は雪面が柔らかく足は膝上くらいまで埋もれてしまう。
それが恐かった。
つまりは、どれほど大きくても目には見えない石と石の隙間に足がはまってしまうわけであり、「捻挫」などの怪我を負うことも十分に考えられるのだ。
できるだけトレースに沿って進んだ。
それでも初めて訪れたこの地の芸術品に目を奪われっぱなしだった。
見とれてしまうなぁ。
右を見ては「おぉ~」
左を見ては「おぉ~」
そんな具合だからなかなか先へと進まない。
ここから僅かに山を登るのだが、目印であるピンクのテープを見逃してしまい、川沿いを進んだ。
結局は行き止まりの様な感じとなり戻らざるを得なかった。
少々ブーツが濡れてしまうのは致し方のないことだが、水深に関係なく水の中だけはごめんだ。
登ってはすぐの下りとなり再び川沿いを歩いた。
そしてまた川を横断する。
渓谷の最深部へと一歩ずつ踏み入れるに連れ、周囲の造形美も徐々にあでやかさを増し、未曾有の氷の世界を見せて(魅せて)くれはじめた。
また、見たこともないようなでかく長いつららの束がお目にかかれることもあり、ヘルメットを着用しての歩きとした。
雪上を歩くとほどなくして岩の壁が目に入った。
そしてその岩壁にはでかく長いつららが形成されていた。
わずかにしたたり落ちる水が、この冬の氷点下にさらされて出来上がったのだろう。
これだけでも見事だった。
これほどのつららは見た記憶がなかった。
しかし、この程度のものはまだ序の口であることを数時間後に知らされることになる。
さっそく大自然の造形美に触れてみた。
いつ瞬時につららが崩れ落ちてくるかは分からないため怖さはあったのだが、感動はその怖さを上回っていた。
「ねぇりょうちん、このつららで何杯分のオンザロックができるかな?」
などとおバカな質問をしたが、りょうちんはりょうちんでつららで遊んでいる(笑)。
「いてぇ~!」
と、言ったかどうかは分からないが、まったくもって子供なんだからぁ。
・・・かく言う自分もやってみた(笑)。
今自分たちが歩いているポイントは本来であれば「稲荷川」と呼ばれる渓流である。
それ故に川石がごろごろとあり、その表面を雪が覆っているに過ぎない。
固く締まっている部分もあるが、所々は雪面が柔らかく足は膝上くらいまで埋もれてしまう。
それが恐かった。
つまりは、どれほど大きくても目には見えない石と石の隙間に足がはまってしまうわけであり、「捻挫」などの怪我を負うことも十分に考えられるのだ。
できるだけトレースに沿って進んだ。
それでも初めて訪れたこの地の芸術品に目を奪われっぱなしだった。
見とれてしまうなぁ。
右を見ては「おぉ~」
左を見ては「おぉ~」
そんな具合だからなかなか先へと進まない。
ここから僅かに山を登るのだが、目印であるピンクのテープを見逃してしまい、川沿いを進んだ。
結局は行き止まりの様な感じとなり戻らざるを得なかった。
少々ブーツが濡れてしまうのは致し方のないことだが、水深に関係なく水の中だけはごめんだ。
登ってはすぐの下りとなり再び川沿いを歩いた。
そしてまた川を横断する。
渓谷の最深部へと一歩ずつ踏み入れるに連れ、周囲の造形美も徐々にあでやかさを増し、未曾有の氷の世界を見せて(魅せて)くれはじめた。