憩いの森

安らぎと憩いを求めて!

懐かしの市川市役所新庁舎界隈散策

2021-12-22 09:52:00 | 地理・歴史・社会
2006年から4年間を非常勤職員として過ごした日々ももう遠い過去の思い出になっているが、もう退職しているはずの昔のあの課長さんや部長さんは今どうしているだろうかと思うときがある。

当時勤務していた頃は革新的な医者出身の「千葉」市長(名前が千葉なのにいちかわ市長とはこれ如何に!)は公用車を廃止したり部長の個室を廃止したり、当時としてはまだ目新しかった公共団体として情報セキュリティ監査の資格を得た有名な自治体であった。

わたしはその監査のための補助要員として情報政策部に配属されて4年間勤務したのである。監査以外にも市役所の情報管理委託業者の作ったシステムの種類を個別管理するソフトを開発して運用していたので市の電算業務がよく把握できていた。ネットワークの管理や古い基幹業務も常駐している富士通のSEから学ぶこともできた。

その市役所が長年のオンボロ!庁舎を職員市民の念願がかなって1年半ほど前に第1庁舎と第2庁舎が立替えられたのである。早く見学がてら見に行きたいと思っていたが、予想外の入院2回で散策が延び延びになっていた。

昨日は12月でも暖かい日和であったので思い切ってリハビリがてらの見学散策を実施したのである。前評判どおり革新的な第1庁舎(本庁舎)のデザイン思想は行ってこの目で見たらやはり素晴らしい近未来的で市民の利便性を考慮した市役所と言えるものだった。

また我が家の住む千葉市役所の本庁舎も相当オンボロ(失礼)だが仕事でいろいろお世話になった自治体でもあるので現在すでに立替工事が始まったのは嬉しい。市川市役所の庁舎のような思想を取り入れてくれると市民も有難いだろう。竣工予定は約3年後の令和7年1月となっている。

以下はJR本八幡駅と京成八幡駅を中心として庁舎を散策したときの写真と案内パンフレットである。またリハビリがてら歩いたスマートウォッチの健康記録も参考のために掲載した。


↓2019年3月の市川市第1庁舎建設中の写真(看板)



↓第1庁舎の俯瞰写真(GoogleMaps)









↓国道沿いにある第1庁舎は工事中は周辺が狭いスペースで苦労していたと思う。




↓第1庁舎裏の京成電鉄の踏切




↓竹林のある不知火神社



↓第1庁舎内の様子、天井は露出形で建設費を抑えたのかも! 事務室は6人一緒のOAデスクにゲーミングチェアの様な腰に負担の無い椅子が採用されている。部署によっては円陣のスタイルの配置もあり全体的に解放感に溢れているが、セキュリティを配慮する部署は市民や業者が簡単には入れないようになっていた。



↓京成電鉄の線路側が斜めに切り落とされ植物が植えられた奇抜なデザインが目印でその中は明るい庁内が拡がっている。




↓最上階の7階は職員や来庁者の休憩室になっているが伝統の食堂は廃止された。この下の階は市議会になっている。ガラス越しに見ることができる。




↓展示中の永井荷風の書斎 ・・・まあ、あまり誉められた人生とは言えないが波乱の人生を歩んで最後の食事は当方と同じ好物のカツ丼で死ぬとは!


永井荷風*******************************
1957年(78歳)、市川市八幡町四丁目(現八幡三丁目)に転居、これが彼の終の棲家となる。~1959年4月30日朝、自宅で遺体で見付かった。通いの手伝い婦が血を吐いて倒れているのを見つけ、最後の食事は大黒屋のかつ丼で血の中に飯粒が混ざっていた。胃潰瘍に伴う吐血による心臓麻痺と診断された。傍らに置かれたボストンバッグには常に持ち歩いた土地の権利証、預金通帳、文化勲章など全財産があった。中身の通帳の額面は総額2334万円を超えており[28]、他に現金31万円余が入れられていた[29]。
(出典:Wikipedia)
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↓第1庁舎の裏側にある葛飾八幡宮は、千葉県市川市にある神社で、八幡宮の1つ。~八幡の町名の由来となる場所である。(出典:Wikipedia)



↓随神門の随神(随身)




↓葛飾八幡宮の本殿と脇にある千本公孫樹 [国指定天然記念物]・・・立派で千葉市の千葉寺にある大銀杏を思い出す。





↓葛飾八幡宮の境内社、厳島社で宗像三神を祀ります。



↓八幡宮境内にある市川市八幡分庁舎




↓京成八幡駅周辺、ターミナルシティ内のガストでランチ休憩した。






↓JR本八幡駅に戻って来た。本庁舎とは線路を挟んで反対側の駅前に2006年から勤務していた市川市役所の情報政策部がある。重要なコンピューター室も今でもここにあるようだ。周辺にはこのようなタワーマンションがいくつも建てられている。都営新宿線の始発駅がここ本八幡駅なので都内に通う勤労者の住家となっている。





↓市川市の第2庁舎、JR本八幡駅からはかなり離れていて不便な場所であるが以前から所有していた土地である。本来は京成八幡駅裏の第1庁舎と合同で大きな庁舎が建設できれば良かったのだが諸事情で叶うことがなかった。



↓この日のリハビリ散策の運動量は下記のとおり、1日で約14,000歩、消費カロリーは630kcol、歩いた距離は2.57+2.61=5.2kmである。昼にガストランチして午後3時に駅のタリーズコーヒーでコーヒーと甘いものを食べた。大した距離は歩いてないが役所内をよたよた歩いて立ちんぼうの時間が長いので結構疲れた。でも昨夜はぐっすり眠れたので現在は回復した。





※4~5種類の衛星による位置計測は相変わらず非常に正確であり素晴らしい!
 ●スマートウォッチ:シャオミMIウォッチ
 ●同期するスマホ:OPPO Reno3A


♪♪ 当方の年内外出はたぶんこれでおしまい、元気なシニアの方はまだコロナ禍が再発する前にお泊りの旅行など楽しまれる方も多いことだろう。(#^^#)

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2 コメント

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なつかしい (Lab通信)
2021-12-25 11:32:34
市川市には8年ほど住んでいたので市役所にはよく行きました。
もちろん、建て替え前のビルでしたが・・・
国道に面した建物で、前に狭い駐車場があって奥が役所の建屋でした。
今も場所は替わっていませんよね?
なんか、近代的な感じのめずらしい形の建物ですね!

ところで、余談ですが・・・
当時住んでいた借家の大家さんが、市川市議会の議長をしていました。
そんな関係から、娘二人の市立保育園の入園の際に便宜を図ってもらいました。
それって、いけないことですよね。悪いこととは知りながらウイスキー一本持って頼みにいったのです。

それほどまでして?ってお思いでしょうが、実は正規の応募申し込みした結果、
上の娘だけに入園許可が来て、下の娘は落選でした。
共稼ぎだから保育園に入れようとしたのです。

これでは妻は仕事をつづけることはできません。
思い余って
無理を承知でお願いに上がったというわけなのです。
「溺れる者、藁をもつかむ」という心境でした。

40年以上も過去の話です。もう、時効でしょうから勘弁してください。
すみませんでした・・・

憩いの森さんも市役所でお仕事をなさっていましたね?
いまはもう、そんなことってないでしょうけど・・・

リハビリを兼ねて散策された由、懐かしかったこととおもいます。
これからも、思い出の地を訪ねてください。そして、投稿お待ちしております。

  
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3番目のコメントをありがとうございます。>Lab通信さん (憩いの森)
2021-12-25 18:01:21
長い記事を見ていただきありがとうございます。>Lab通信さん


>・・・国道に面した建物で、前に狭い駐車場・・・

その位置は以前のままですが駐車場は地下に移動したので余計に国道にせり出した印象はあります。

とても風変わりなデザインは発表になったときから話題でした。なんだかケーキのような三角の断面で!


>・・・娘二人の市立保育園の入園の際に便宜を図ってもらい・・・

そんな苦労があったとは!! 

>・・・上の娘だけに入園許可が来て、下の娘は落選・・・「溺れる者、藁をもつかむ」という心境・・・

それは確かに親として心が折れてしまいます。同情に値します。

わたしが市川市役所で勤務していた時も「子育て支援課」のシステム改善の提案なども担当していたのでずっと昔の状況ではもっとひどかったと想像します。

マル秘のお話でしたが当然もう時効ですね。すみません、こんなところでカミングアウトしていただいて!

今がどうなっているかはわかりませんが市長が変わると市民、職員の動きや指名業者の動きも変わるので何ともいえませんが。

>これからも、思い出の地を訪ねてください。そして、投稿お待ちしております。

激励のお言葉をありがとうございます。同年代の親友が市川市に住んでいるのでまた同じ場所を訪問する機会はあると思います。

Lab通信さんの活動記録も楽しみにしています。よろしく。
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