憩いの森

安らぎと憩いを求めて!

情報セキュリティEXPOへ行ってきました。

2009-05-13 20:16:16 | コンピューター関連
●↓景品で当たったウィルスバスター、ラッキー!!


●ユージン・カスペルスキー氏が来日してブースで30分ほどの講演をしている様子


●自ら景品のくじ引きを行うカスペルスキー氏


国内最大のIT系イベントと書いてあるように出展企業が1560社、9つの展示会同時開催、東京ビッグサイト東館西館すべて借りきりでの展示会で昨年も行ったが今年は1つ増えたか?

ところでいつも情報セキュリティの知識は難解なので展示説明員を捕まえていろいろ質問してみるとただ見ているよりは理解しやすい。

今年は自分の職場でも使用されているTRENDMICRO社のウィルスバスターについていろいろ説明を聞いてきた。USBメモリーなどを使用する部署が多くなってきたのでPC本体のウイルス対策ソフトでウィルスを撃退できるのかと思ったらそうではないようだ。

USBメモリーなどのリムーバブルメモリーはそれ自体にウィルス対策ソフトを内臓していないと難しいようで、TRENDでもUSBメモリーを製造しているメーカーとタイアップして対策ソフトをUSBメモリに仕込んだ専用製品を販売しているそうである。

というわけで万全な対策は難しいようだ。

最後にアンケートに記入して景品のくじを引いたら、何と!製品版のウィルスバスターが当たったのだ。今までこの30年間、こんなりっぱな景品が当たったのは初めてである。今日はついている!! 写真の赤い箱に入っているが実際の使用は今週末にする予定である。

その他、ちょっと話題のブースとして最近ドイツと中国でシェアが1番になったウィルス対策ソフト「kaspersky(カスペルスキー)」の制作会社のCEOユージン・カスペルスキー氏が直接ロシアから来日して30分ほどの話をした。(写真参照)

最近全世界ではびこったマルウェア「KIDO(キド)」は中身を分析すると暗号化も含めてIT技術の粋を織り込んだソフトであるとカスペルスキー氏は述べていた。サイバー犯罪のウィルスとしてはきわめて強力でこれだけ優秀な技術を組み込んだウィルスに対抗するにはさらに優秀な対策ソフトが必要である。

世界ではまだウィルス対策に認識が薄い部門もあるので質の高い対策ソフト(カスペルスキー?)を普及させてゆきたい。値段の安さだけで選択しないよう勧めていた。

たしかにサポートは別としてソフトそのものの性能は評価が高いカスペルスキーであるが、今後どれだけ日本企業や自治体に普及してゆくのか眼が離せない。

講演の後に行われた参加者への景品のくじ引きをカスペルスキー氏が直接行い、マウスパッドに自分のサインをその場で書き込んで当選者に渡していた。くじ引きする前も、中の番号くじの半券を混ぜるために、くじ箱をドラムよろしく踊りながら叩いたりして愉快なエンターテイナーぶりを発揮していた。とてもウィルス対策ソフトを開発する気難しいエンジニアというイメージは全くなかった。

今日どこかのブースで小耳に挟んだ話だが、カスペルスキー氏はかってはウィルスを作っていた人らしい?とのこと。ウィキペディアには書いてないので(当たり前か!)本当かどうかわからないが、それだけに優秀な対策ソフトを開発できたと考えるのもうなずける。

●出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユージン・カスペルスキー(英: Eugene Kaspersky, 1965年10月4日 - )は、ロシアのプログラマ。Kaspersky Anti-Virus の共同開発者であり、露 Kaspersky Lab 社の共同設立者、同社最高経営責任者兼アンチウイルス研究所所長。・・・

●参考リンク Joshinサイトでのインタビュー記事と写真
http://joshinweb.jp/pcsoft/kaspersky.html?ACK=BLG813466