憩いの森

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築45年(昭和47年12月)の旧住宅公団マンション大規模改修・給水排水管全面交換工事始まる。

2018-02-22 15:00:38 | 衣食住
標記の通りわが家は築45年のボロ!団地住まいだが今回の改修は排水管の交換があるため生活と宅内の造作にも影響の出る工事となる。

後述の写真を見るとわかるように給水管の中は錆と付着物でボロボロ! 排水管の内部写真もあるが腐食は見た通りひどい。

しかし排水管の交換は各戸の内部にあり、しかも我が家は縦管だけで室内を3本も上下に貫通している。

こんな状況でどうやって工事ができるのか不安があったが、1年以上前からすでに管理組合主催による説明会が4回行われ具体的な工事方法と日程が確立した。

今回は過去に管内部を削って塗装処理した給水管も現在は多分20年以上は経過しているため全面交換となった。

3本の排水縦管はずべて切断後撤去して新しく太い1本の管に交換する。台所・トイレ・洗面所・浴室の排水を1本で処理する。まるで田舎の1戸建の合併式浄化槽につなぐパイプのようだ!

我が団地は5階建ての建築だが、今回の排水管交換工事で縦の半分5軒は指定工期の1週間は在宅を要請されている。各戸の家庭事情は考慮されないので指定工期中に家族・親族の葬式や入院が発生しないことを祈っている。

大規模改修工事は今年7月頃まで行われる。階段ごとに順番に工事が進むので工期は長い。もし全棟一斉に工事できる作業人と工具機械があれば1か月で済むだろうが!! 我が棟の工事は6月の暑い季節まで待たねばならない。

今月に入ってからまず仮の給水管配管工事がは始まった。2回に分けて行われる工事の1回目である。以下の写真は仮の給水管配管工事の様子を掲載したものである。

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①工事の影響を受ける家の範囲、洗面所や洗濯機パンは交換する。工事は修繕積立金で充当するものと自腹負担のオプション工事とに分けられる。(資料:建装工業㈱)



②調査でわかった下水管の腐食状況 (資料:㈲八生設計事務所)





③撤収された古い給水本管(立て管)の内側は過去の内部塗装処理の膜がはげ落ちている。1階の家はこの青い塗装膜が水道水に混ざって出てくるので以前から管理組合に苦情が来ていた。




④仮の給水管敷設工事状況










⑤仮の給水管を現行の水道管に接続(後に新給水縦管に変更する)





⑥新給水縦管の穴あけの騒音がすごかった。自分の部屋のすぐ隣の壁でコンクリートに穴をあける「はつりのみ」の音は30分以上続き我慢できず奥の部屋に逃げた!!





●次の工事は上下階のコンクリート板を貫通させた穴に新給水管を通して新しい給水栓により配管し直し、最後に仮の給水管を撤去する。なお宅内には右側横に見える穴から壁を貫通して玄関内壁に沿わせた新給水管(露出)が敷設されることになっている。玄関の上を横切る給水管は見栄えは悪いが公団のマンション改修で多く使われている方法であり、床を剥ぐエリアを少なくするためやむを得ない。


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●2018/2/28 現在

工事が進んで上水縦本管の貫通と宅内給水用の接続金具などの設置が行われた。
この期間もはつりのみやコンクリート板にねじ穴をあける作業のために騒音が響いた。

あとは仮の給水管から新しく貫通した縦給水管に水源を切り替える工事が明日に迫った。明日は再度日中が断水となるので飲み水やトイレ用の水をバスタブに貯水する作業を今日行う。1週間前と同じく料理せずに食べられる食料の調達も必要だ!

以下はこの5日間の間に変化した階段のユーティリティの内部写真である。











●次回は仮上水管撤去後の3/1以降の工事終了後の写真となる。しかし上水管工事これで終わりではない! 最後の大勝負は上水管の宅内引込工事でわが家の工期は6月上旬となる。



●2018/3/1 本管接続完了後の写真