憩いの森

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SONY Vegas Movie Studio HD Platinum 10 に乗換え

2010-07-31 13:58:35 | 写真・ビデオ
ついに「Vegas Movie Studio HD Platinum 10」を購入してしまった。以下はその編集事例画面と購入のいきさつや感想を掲載した。
(画像をクリックすると拡大します。)


①↓タイムライン編集画面⇒シーンメニュー(ストーリーボード)画面はない。




②↓メディアジェネレーター使用画面



③↓テキストタイトル編集画面、プレビュー画面とは別の窓で編集する。



④↓同梱オーサリングソフト「DVD Architect Studio 5.0」画面
 Movie Studioからリンクして呼び出される。ルート/チャプターメニューを編集する。





●最近のビデオ編集ソフト利用と体験状況

最近までの使用ソフトは「Adobe Premier Elements 7」だったが、2年前の購入当初は、PCがグラボも内臓で、Windows XPをRAM 768MBで使っていたため編集作業を継続してゆくと必ずメモリー不足の警告が出て困っていた。クリップの数が多いと早ければ数分で、少なくても30分?程度で警告が出ていた。

昨年暮れにWindows 7の高速PCに変えてから動作は軽くなりクラッシュも減った。しかしPremier Elements 7がWindows 7配下での動作を保障しているわけではないのでおおっぴらに文句は言えないが、新Windows7のPCがRAMを4GBをつんでいてもメモリー不足の警告は相変わらず出ていた。なぜ?・・・orz 

ただ、メモリー不足警告が出たらおもむろにPremier7を再起動すれば、ほぼまた編集作業は大丈夫だったので騙し騙し使っていたがやはり不便だ。ネットの書き込みを見ると、Premier7はメモリー管理がよくないのかもしれない? あるいは、口コミで言われている現PCに搭載されているnVidiaのグラボと相性が悪いのかも?

今までに「Adobe Premier Elements 7」と「Ulead Video Studio 11」の正規版、「Corel Video Studio 12とX3」や「トムソン・カノープス Edius NEO 2 Booster」、「SONY Vegas Movie Studio Plutinum HD 10」、「Nero Multimedia Suite 10」、「Adobe Premier Elements 8」、「PowerDirector 8」の体験版などを使ってみたが、いろいろ特徴があり迷ってしまう。機能も値段もピンキリである。

そして先日、約80個のビデオクリップと静止画で構成する2時間50分のビデオ作品をオーサリングしていると、3回ほど試行錯誤でトライしてみたが、途中で必ずクラッシュしてしまったのを機会に現行ソフトである「Adobe Premier Elements 7」をあきらめることにした


●この2年で欲しいソフトの選択肢が変化してきた?

体験版を使っているうちに、自分が2年前にビデオ編集を始めた頃に抱いていた考えが下記のように少しづつ変わってきたように思う。

①操作性の簡単性も素人向けテンプレートの豊富さも魅力的だが、途中でクラッシュしない動作の安定性がやはり一番重要だということ。
・・・「Adobe Premier Elements 8」はこの点で不合格、一応Adobe社ではnVidiaグラボ搭載PCへのドライバーの対応策も発表されてはいるが顧客が扱うには面倒な作業である。

②当初は画面は簡単な方が良いと思っていたが、今は豊富な情報表示で状況把握が確実にできることが重要であると思う。

例えば、編集中のクリップデータの詳細情報、現在作動している機能の表示メッセージの詳細表示、編集途中で必要な調整機能(タイムライン上での細かい調整機能)、書き出しのエンコード中の作業内容詳細表示、作業経過/残時間などの詳細表示等である。

また、ビデオクリップの移動/分割が簡単、編集で多用するビデオとタイトルのフェードイン/アウトがマウスで長さも含めて的確にできることが重要である。・・・クラッシュしやすいソフトは使っているオブジェクト(ビデオ素材)のデータ詳細表示や途中経過の表示が少ないと今ソフトが一体何をやっているのか不安になるのである。やはり的確な状況確認があって安心して作業をできる仕組みの方が良い。・・・「Adobe Premier Elements 7」は現在編集中のプロジェクトファイル名すら画面表示されないので間違ってバックアップしておいた前の世代で似たような名前のプロジェクトで編集してないかと不安になる。

③ソフトの起動速度、応答速度など動きが軽いことが重要だ。これもクラッシュしにくいソフト要因だと思う。


④機能の割に値段が安いこと。(当方の場合は乗り換え版が安いことが重要)・・・CorelやVegasは安い


⑤高機能であってもPDFの説明書しかないようなものではなく、重要なものは操作ガイドがリアルタイムで表示される機能が欲しい。・・・この点Corel Video Studioは不利か?


⑥Corel Video StudioもAdobe Premier Elementsにしても、豊富なテーマやタイトルやメニューテンプレートの大半は日本向きのデザインが少なく利用したくないものばかりである。
まあ、当方がシニア世代なので和風の静かな雰囲気やクラシックなイメージのものも加えて欲しいのだが、アメリカ生まれのソフトが多い中で無理だろう。自分で作れれば作りたいが・・・

⑦タイムラインですべての編集作業が的確にできれば初心者向きソフトにあるシーンメニュー(VSではストーリーボード)はなくてもよい。むしろ編集中にシーンメニューとタイムラインとを行ったり来たりするのは作業効率の点でよくないのである。



●ついに乗り換えすることに決定 ⇒ 「Vegas Movie Studio Platinum HD 10」へ

以上のような考察をしてきたが、いろいろ考えて、日本ではVSほどには使われていない?「Vegas Movie Studio」)を購入してしまった。ただ、ビデオSALON雑誌の紹介記事によると、このソフトはビギナー向けといいながらVegasのプロ用ソフトと機能がほぼ同じと書いてあり、当方にとってはそこがまたよいところでもある。「Edius Neo 2 Booster」もそうだがVegasの豊富な情報表示とボタン類の多さにはびっくりする。プロ用と同等の機能をビギナー向け価格で買えるということである。

一応、Premier Elements 7ではクラッシュしていた2時間50分のプロジェクトと同じものをVegas Movie Studioで作成してBlu-ray Discに出力させてみたら、何の問題もなくスムーズにエンコード(レンダリング)して書き出してくれた。

BD/DVDへの出力(オーサリング)には別のソフト(DVD Architect Studio 5.0)が呼び出されて継ぎ目がありビギナーにはわかりにくいがプロ向けソフトでは多い形式なので仕方ないかもしれない。

ルート/チャプターメニューはテンプレートがかなりあるので利用できるが、その気になれば自分でメニューを作ることもできる。DVDにオーサリングしている最中の状況表示は細かく、現在どこまで作業が進んでいるか経過/残時間を含めてよくわかるようになっている。このあたりは「Adobe Premier Elements 7」の簡単な進行表示とは大違いである。

まあ、最近は送った相手が使用している古いDVDプレイヤーで再生できない問題があるためにチャプターメニューは付けないでDVD出力することが多いので無視できるが・・・ただしメニュー1を手動で削除しておく必要がある。メニューなし出力をデフォルトにできないのかまだ見つけてはいない。

タイムライン上でのカーソルの作動モードがボタンでいろいろ変わるのもVSやPremierにはない仕組みで高度な編集ができるようになっている。タイムラインですべての編集作業が的確にできるのでシーンメニュー(VSではストーリーボード)はなくてもよいと感じた。

「Vegas Movie Studio」はプロ並みの高度な機能が備わっていて操作を覚えるのにかなり時間がかかりそうだが、基本的な操作は1週間ほどでわかってきた。それにこのVersion10から初心者向けの自動スライドショー編集機能も追加されてVideo Studioと同じように写真と写真の切り替え表示のトランジションが自動的に設定されたビデオができるようになっている。その設定も手動で変更できるようになっていた。それにビデオの手振れ補正機能も加わったのでいざというときは役に立つ。

「Vegas Movie Studio」でほめるべき点は個性的な操作ガイドである。リアルタイムでの操作ガイドがあり、とてもよくできている。実画面上で操作対象の範囲が赤枠で表示され、押すべきボタンも手のアイコンが出て指示するのである。よくある一方通行のビデオ説明とは違うもので、実際の画面で操作してゆくと対応する次の操作指示が表示されるのである。どうやって作ってあるのか不思議で興味あるところである。この操作ガイドの出来の良さも購入のきっかけとなった。

「Adobe Premier Elements 7」とかなり異なるのは画面タイトル指定やピクチャ・イン・ピクチャの図形枠等を動かすのはプレビューモニター上の画面ではなく、別の画面が開いてその中で文字入力と表示位置指定を行うのである。プレビュー画面はあくまで表示のみで入力編集のイベントを持たせていないようだ。これは素人にはかなり操作し辛いが、ソフトウェア上の動きとしては軽く、かつクラッシュしにくいのかもしれない。操作の軽さと安定性を重視するプロ向きソフトと同じような仕組みだと感じるがこれも慣れるしかないが・・・

あとほかのソフトと違う点として、SONYらしくオーディオ機能に力を入れており、サウンド表示が詳細でかつフェーダー(音量ボリューム)も常時表示されるようになっている。タイムライン上の音声トラック表示も他のソフトとは違って音量などが一目瞭然で確認し易いのは便利である。

というわけで幸い、今後何とか使いこなせそうな結論に至った。贅沢をいえばきりがないが、これだけの高度な機能を持ちながら、安定性と機敏な動作を持つソフトが1万円以下で乗り換えできるのはビデオ編集マニアには選択肢に加えてもよいソフトだと感じた。(ヨドバシカメラでポイント11%還元を差し引くと実質価格は約8,700円だった。通販ではもっと安い店があったが送料を加えるとヨドバシ価格とさほど差はなかった。・・・VS X3は今日まで乗り換え版が¥5,000台で販売中でお買い得だったが上記の諸理由で購入はやめた。)

まだレンダリング・エンコード時間の速さや機能の把握はこれからである。実情がわかってきた時点でまたここに掲載したいと思っている。


●DVD作成に使ったパソコン (参考資料)
  機種:HP Pavilion Desktop PC s5250jp (量販店モデル) 2009/11に購入
  OS: Windows 7 Home Premium 32bit 
  CPU:intel i5-750 2.66GHz (一応クワッドコアだがスレッドも4個のみ、もう古いCPUになってしまった!)
  RAM:4GB
  HDD:1TB (SATA、7200rpm)
  光学ドライブ:Blu-ray(書き込み)
     HITACHI-LG DATA STORAGE BH20L
  GRAPHICS:NVIDIA GeForce G210 (ローエンドのグラボ)

ビデオ編集で1日暮れた?

2010-07-25 20:33:39 | 写真・ビデオ
 息子夫婦の北海道への里帰りビデオ映像を、32bitWindows7PCで2時間50分のDVD Videoに出力しようとしたが、案の定、何度やってもエンコード95%付近でクラッシュする。

 SoftはAdobe Premier Elements 7でWin7対応ではないため仕方がないが、いつもは20分以内の作品しか作らないので、クラッシュは少ないが、今回のように長大なものは初めてである。

 今回もクラッシュする前に親切にも?エンコード50%付近でメモリー不足の警告を出してくれた! ネットで調べてもAdobe Premier Elements 7はメモリー管理が悪いようでメモリーが4GBあってもだめなようだ。また仮想メモリーの値を推奨値の約2倍以上に増やしても変化なし。

 今回のクラッシュはエラーメッセージとともに、突然に白内障のような白い霧のかかった画面になるのである。まるで圧力隔壁が破れた? (日航機墜落事故を思い出す) というわけで今日はDVD出力対応で試行錯誤していたら丸1日過ぎてしまった。!

結局、3巻に分けた1時間程度のプロジェクトに分割して出力するとやっとDVD書き出しまで正常終了した。しかし、これではたまに2時間程度の作品を残したくても作成不可能である。

何とかならないかなと思うが、Win7対応で上位製品のPremier8もクラッシュし易いという評判では他社製品に乗換えるしかないかも。しかし、操作系ではもうPremier ElementsになじんでしまったのでAdobeに未練はあるがいろいろ考え中・・・



【参考データ】

●編集ソフト:Adobe Premier Elements 7
●編集したデータ:
  Victor Everio SD画質MPEG2動画(16:9) × 約90クリップ (拡張子mod = mpeg2)
  途中のタイトル静止画像約10個を含む
  合計映像時間 2時間50分
●DVD作成に使ったパソコン
  機種:HP Pavilion Desktop PC s5250jp (量販店モデル)
  OS: Windows 7 Home Premium 32bit
  CPU:intel i5-750 2.66GHz
  RAM:4GB
  HDD:1TB (SATA、7200rpm)
  光学ドライブ:Blu-Ray(書き込み)
     HITACHI-LG DATA STORAGE BH20L

久しぶりのプール

2010-07-15 16:59:06 | 健康・福祉
何年ぶりだろうか? 公営プールで150mを泳いできた。運動不足+メタボなので25m泳ぐたびに休憩で 150m、この体力不足では河川や海でおぼれそうだ。打たせ湯とジャグジー風呂は気持ちがよかった。願わくば2時間300円の利用料金を65歳以上でシルバー割引にして欲しい!

まあ、ここは運動のためのトレーニング室もあるし(有料)、体育館もあるのでその気になればメタボ対策の運動目的で通うこともできるのだが・・・・・・・とりあえず自宅で秘密の器具を使ってトレーニング中である。




↑こてはし温水プール(財団法人・千葉市スポーツ振興財団)

その後のセカンドライフ

2010-07-06 21:40:17 | インターネット関連
一世を風靡して2007年に会員登録してからすっかり休眠中だったセカンドライフだが、雑誌「日経PC21」8月号に「セカンドライフ今どうなった?」という記事が出た。

それで久しぶりに最新の専用ビューワーをインストールして覗きに行ったら、あのなつかしい標準アバター君が! ちっとも変っていないようだ。

日経PC21の記事を見ると「2007年以降日本では利用者が激減・・・日本での旗振り役の電通も2009年2月にはセカンドライフ内の土地を引き払った・・・」とある。でも海外ではまだ愛好者がたくさんいると伝えている。

2007年当時はわがPCもグラフィックス性能が低くてアバターの動きもかなりカクカクした動きだったが、現在のPCは一応ビデオ編集ができる性能を持っていることもあり専用ビューワーの動きも軽かった。

暇があって英語のチャットができるなら終日、セカンドライフであちこち歩き回って海外のアバターと会話したり、またドラえもんのタケコプターみたいに飛び回ってコンピューターグラフィックスで作られた景色を散策するのに飽きないだろう。

また明日から休眠会員に戻るが3年後に覗いてみることにしよう! (^^ゞ

●↓セカンドライフのわがアバター(といってもデフォルトの男性だが)