妹の葬儀が横浜の葬儀場で行われることになったが、老人ホームにいる母を連れてゆくのでマイカーで千葉から出かけることになった。
しかし、葬儀場の行われる横浜市南区は今まで車で行ったことがないので葬式なので迷って遅刻しても困るので急遽、ナビを値段が高いのは承知でカーショップで購入することにした。
購入した製品は最新仕様のSANYOのゴリラ(NV-SB570DT、5.2インチ液晶、16GB/SSD)で、練習時間は1日しかなかったが、あらかじめ斎場への移動も含めて自宅・経由地等の地点登録や行き帰りのコースを設定してルートを何度も確認した。
ポータブルナビなので事前に布団の中でもバッテリー駆動で運行シミュレーションができるのがとてもよかった。おかしなルートになっている時も原因を事前に発見できた。
たとえば、高速道路の出入口を自分勝手に共用で設定するとナビが迷ってグルグル回るルートを作ったりしたが、これは有料道路のメニューからちゃんと入口と出口を別々に地点登録して経由地として設定したら変なルートが作られることもなかった。
今回は期せずしてナビがすぐに役に立った。実は葬儀場から全員が斎場へ移動するときに人数が少なかったのでマイクロバスは使わずに霊柩車の後ろに親族のマイカーが3台連なって移動することになったのだが、3台目の車と後に続く当方の車が移動途中で先頭の霊柩車とはぐれて迷ってしまった。
しかし当方のナビがあらかじめコースを設定してあったので、3台目の車を引率して斎場に何とかたどり着くことができたのは良かった。おまけに事前には想定していなかった斎場で解散になったので、妹たち2名をJR横浜駅まで送迎することになったが、ナビのおかげで目的地設定で簡単に横浜駅まで知らない道をすいすい通ってゆくことができた。
ナビがなければ途中で車を止めて地図を確認したり、近所の店に入って道を教えてもらいながら苦労してやっと目的地までたどり着いたのではと考える。まあ、以前は急に新しい場所へ行くときはいつもそうやって車を運転していたのだが、今後はナビのおかげでドライブも大変楽になった。
ところでこのSANYO NV-SB570DTゴリラであるが、大容量の16GBのSSDメモリーを搭載しており、以前のHDDナビに匹敵する情報量と機能を持っているようだ。約10秒で自車位置を測位する機能を含め非常に使いやすい。
カタログの能書きを見ると地図色の選択や道幅の違いを描画できる機能、高速道路と一般道が上下に重なっていてもワンタッチで切り替えできるボタン、あいまい検索、5m・50mスケールの追加で多彩な1,331エリアの詳細市街地図の表示、取付けが簡単になったVICSアンテナ、4時間20分のスタミナを持つバッテリー搭載、等等である。ちまたの口コミを見ても評判は良い。
大勢の人が使っている通常のダッシボードはめ込み型ナビは配線類はすっきりしているが、事前にルートを設定しても自室でゆっくりルートをシミュレーションし頭に入れるなんて芸当ができないのでこのゴリラは簡単に外して使えるのが防犯にも役立ち気に入った。
トヨタ・ビッツの運転席正面に同梱されている粘着型の台座を取り付けてセットするのだが、ダッシュボードの表面に深いシボがあるにもかかわらずプニョプニョ?の丸い吸盤がよくくっついており感心する。
①↓SANYO NV-SB570DT 正面側 起動メニュー
②↓SANYO NV-SB570DT 裏面側
③↓SANYO NV-SB570DT 横から見たところ