憩いの森

安らぎと憩いを求めて!

青空文庫のビューワー(aozora bookshelf)を使ってみた。

2010-04-20 18:38:43 | インターネット関連
いつから普及していたのか知らなかったが、バーチャル本棚から作品を探せる青空文庫ビューワー「Aozora Bookshelf」を使ってみた。基本は文庫本らしい縦書き表示だが設定で横書きの画面にもなる。ちなみに芥川龍之介1名の本だけで何と360冊以上が公開されているのを確認した。

歴史文書や外国人作家の本も多数公開されている。マウスでページをめくる様は以前に当方が写真アルバムで使っていたOlympusの「蔵衛門」より凝った作りでそのしなやかな動きに感心する。もちろんボタンでさっと次ページに移ることもできる。

フルハイビジョンモニターを使っている人には大きな文字にしても広い紙面が表示され非常に見やすい画面である。ただ、当方はIT系の技術雑誌は読むが文庫本などの文学小説にはとんと興味がなかった。しかしこのようなすぐれたビューワーが出てくるとたまには小説を読んでみようかという気になるので不思議である。いつでもPCで楽して本が読めるのは良い時代になったものである。

①↓Aozora Bookshelf本棚画面(公開されている青空文庫の作者別索引が表示されている)




②↓Aozora Bookshelf文庫本画面(芥川龍之介の羅生門の初めの部分)


SONY Vegas Movie Studio 9 Plutinum Edition体験版

2010-04-10 21:41:57 | 写真・ビデオ
日本ではあまりなじみがないSony Vegas Movie Studio 9 Plutinum Edition体験版を使ってみた。

メーカーの説明どおり、かなり高機能なソフトで家庭用としては初心者には難しい印象である。設定画面の多数の指定機能やタイムラインまわりの小さなボタンの多さや、タイムラインの縦サイズの可変調整など非常に細かい。

資料を見るとSonyの強みは音源の編集に強く、内臓コーデックも豊富だとあるし、見れば画面上でも音量調整フェーダー(スライダー?)が真ん中にデンと居座っているのが特徴だ!

画面デザインも他の同種のソフトと比べて白い画面が気になるが見にくいことはなく慣れればいいのかも。これで価格は¥12,000を切りかなり安くコストパフォーマンスは良い。ネットで調べると別に販売されているプロ向けのソフトVegas Proは世界では定評あるソフトのようだ。

【メーカーの説明】------------------------------------------
ホーム スタジオに対応するプロレベルの機能
ビデオ編集、オーディオ制作、および DVD 制作のすべての機能が 1 つの強力なソリューションにまとめられています。Vegas Movie Studio Platinum Edition は、高画質ムービー、会社のプロモーション ビデオ、結婚式の DVD など、さまざまなビデオ作品の制作に必要なすべての機能を備えています。ハイビジョン映像を含め、ほとんどの形式のビデオを簡単に編集できます。また、動画のコンポジットやカラー補正、サラウンド サウンド ミキシングなどが可能な強力なツールが備わっており、個人ユーザーも自宅の PC でハイクオリティな作品を制作できます。統合された DVD オーサリング、Blu-ray ディスクへの書き込み、オンライン公開のために用意された多様なオプションを利用して、自分の好きな方法でも、届けたい相手が望む方法でも、自由に作品を配信できます。
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①↓パッケージ


②↓編集画面例(画像クリックで拡大)



③↓ビデオ出力設定画面


【感想】
今までいろいろ本格的なコンシュマー向けビデオ編集ソフトの体験版を使ってみたが、画面デザインも機能も様々で価格を別にしたら迷ってしまうほど選択は難しい。ビデオカメラに無料添付される系統の編集機能が簡略版のオーサリングソフトを入れるとソフト数は増えるのでなおさらである。

ちなみにビデオ編集が趣味の人が多く使っているRolandのDL7/DLのように専用パソコン(Windows機ではない。)と一体販売されるソフトもある。編集に慣れてくると操作に多数の機能ボタンを持たせたり、編集状況の情報表示が豊富な高機能なソフトの方が操作効率がよいことがわかる。

結論として、ビデオ編集ソフト体験版をインストールした後、自分の撮影したデータを利用して編集~BDもしくはDVD出力まで行ってみるなど動作確認をしてから買うべきであると感じた。

Blu-Rayディスクの価格はどうなっている?

2010-04-04 11:54:00 | 写真・ビデオ
 最近はビデオ編集に1,000万画素で撮影した写真とVictorEverioで撮影したSD画質のビデオを混在させてビデオDVDを作成している。あるときビデオ編集に利用しているAdobePremierElements7のプロジェクト設定をフルハイビジョンのHDV 1080iで作品を編集して試験的にBD-Rへ出力してみたら静止画の写真部分の解像度が圧倒的によくなって感動した。これは決められた規格なので仕方がないが、なにせ高画質の写真がビデオDVDになると美しくない写真しか見られないのであるのが不満である。ビデオ部分は愛機がSD画質用なのであきらめられるが!

 まあ、通常のプロジェクト設定のSD画質だと720×480ドット約35万画素、HDVフルハイビジョン画質1920×1080ドットだと約207万画素であり理論上はSD画質の約6倍は詳細なので写真も美しくなるのは当たり前だが、悩むのは出力媒体である。自分だけしか見ないのであればビデオを作成したパソコンのハードディスク上にMPEG-2、MPEG-4/H.264で出力しておけばいつでも再生できるのだが他人に配布するときはBD-RなどのBlu-Rayディスクプレイヤーで再生できるような作品を作る必要があるのだ。

 そこであと3年後にはBD-Rも安価になってくるだろうと思われるので今後のビデオ作品は研究用としてプロジェクト設定を一部ハイビジョン仕様で作成して保存しておくことにした。むろん編集作業はパソコンのCPU負荷がSD画質編集より大きくなるのでよく停止してしまうリスクは高い。

 ところで最近はビデオ編集の出力は出来た媒体の内容を再確認するために再書き込み可能なDVD-RW媒体を使ってOKだったら改めてDVD-Rに複写している。ハイビジョン編集も内容確認して説明の誤植やビデオ順番入替など再編集後再書き込みができるBD-REを最初に使いたいと思っていた矢先だった。

 BD-REはテレビ録画に利用されたりするはずだがまだ価格が高い。ところが最近我が家から車で15分程度の場所にPC-DEPOという店ができてBD-REを限定枚数だが格安で提供する新聞折込広告を目にしたので早速行って購入した。そして旅行したときの映像をビデオ編集した作品の出力に使ってみたのである。

 使ってみたのは1枚だけだが結果は良好でエラーもなく無事書き出し終了、再生も問題なく作動した。実はBD-RE使用するのは当方は初めてたがこのALL-WAYSのBD-RE媒体はMAX2倍速だが1枚が147円と格安で1人様3枚限定で販売していた。原産地は台湾、以前にDVD-R/DLで同じALL-WAYSの製品を使って好結果を掲載したことがある。

 ちなみにBD-RE媒体の実勢価格はどの程度か調べたら何と10倍以上も違うのである。当然だが国産製品は総じて高価で1枚2,500円なんてウソみたいに高いものもある半面、国産有名メーカーでも240円というのもあり倍速の違いはあるもののどうやって値段がつくのかわからない!

 まあ、今回の経験で台湾製媒体でも試用してみて自分パソコン等の光学ドライブとの相性がOKだったら国産にこだわる必要もなさそうだ。この点はCDもDVDもすでにほとんどが台湾製品になっている現状と同じく近いうちにBlu-rayディスクも同じく格安で買える時代が到来しそうである。

●↓147円でゲットしたALL-WAYSのBD-RE媒体