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放送禁止用語、差別語、不快用語で思うこと

わたしの妹が某出版社で働いていますが標題の用語に関して最近ときどき話題にしています。わたしはアナウンサーでの記者でもないのであまり関係はないのですが、それでも仕事や掲示板投稿時に気をつけたほうが良いのはいうまでもありません。この春から「個人情報保護法案」の発効で特に気にする人も増えてくると思います。

性別、職業、身分、地位、境遇、人権、人種、民族、病気など、侮辱や差別につながる言葉を差別用語と言うそうです。

【例】
×登校拒否  → ○不登校
×めかけ、2号 → ○愛人
×片親    → ○母子家庭
×父兄    → ○父母、保護者
×浮浪者   → ○ホームレス
×痴呆症   → ○認知症
×精神異常  → ○精神障害
×支那竹   → ○メンマ
×めくら   → ○目の見えない人
×おし    → ○口の利けない人
×つんぼ   → ○耳の聞こえない人
×色盲    → ○色覚障害
×掃除婦(夫)→ ○清掃作業員
×産婆    → ○助産師
×サラ金   → ○消費者金融
×現ナマ   → ○現金
×孤児院   → ○児童養護施設
×共稼ぎ   → ○共働き
×八百屋   → ○青果商、青果業、八百屋さん
×労務者   → ○労働者
×エスキモー → ○イヌイット

などなど、その用語の数は段々と増えているもようです。かなりの数があって放送局のアナウンサーは記憶するだけでも大変そうです。

わたしのようなおじさん族は昔に普通に使っていた言葉が多いので思わず口に出てしまう差別用語は多いのですが一応気をつけようと思います。興味あるのは国によって事情が違うのである国での差別用語が他の国ではそうではないケースがあるそうです。

たとえばエスキモー、米国では差別用語ですが、カナダではエスキモー系とイヌイット系は別民族で「エスキモー」を一本にされるのは困るという話もあるそうです。

ところでわたしが勉強している聖書の中の言葉は?というとこれが現在の基準からすると差別用語がかなりあると言えるかもしれません。
たとえば「らい病→ハンセン病」「めくら→視力障害者」「盲人→視力障害者」「漁夫→漁民、漁船員」「農夫→農民」・・・と結構あります。

もっとも用語によってはあまりに細かい規則でかえって窮屈になっているようにわたしは感じますが・・・・・・
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