憩いの森

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骨折入院中のよもやま話(青葉病院 その1)

2021-09-24 14:14:32 | 医療・介護
よもやま話とは四方山話と書くらしい。

【「よもやま(四方山)」に「山」と付くのは、「やも」が「やま」に変化した後に当てられたもので、「よもやも(四方八方・四面八面)」の音変化と考えられる。よもやまは「四方八方」の意味から、「あちこち」「さまざま」「いろいろ」「世間」などの意味になり、そのような話題の話を「よもやま話」というようになった。なお、四方山には「四方にある山」の意味もある。この意味においては、「よもやも」の音変化ではなく、そのまま「四方(よも)の山(やま)」である。(出典:アジアランゲージセンター)】

2021年6月に救急車で運び込まれて後に手術をしてもらった急性期治療の病院に1か月入院と、その後転院してリハビリ専門病院に移って1か月入院治療した2つの病院には大変お世話になった。合計2か月にわたる入院対応であらためてここで2病院にお礼を述べたい。

そもそも急性期の○○なんて言葉は今回の入院で初めて聞いた知識でこと国の保険施策には疎い自分であったが色々調べて勉強になった。最初の手術した病院でそのまま居座れば転院という家族にも大きな負担がかかる面倒なことはないのだが、リハビリはやはり専門に特化した病院に任せる方が医師も患者も長い目で見て良いのであるという仕組みである。

この件に関しては自分が実際に治療を体験したので些細なことは別としてなるほどと思える感想はある。それはともかく、今回腰の骨を人口骨というセメントで埋めるなんてどういう風にやるのか興味深々であったがこの記事についてはまた後日ブログに掲載したい。

今回はまず手術を担当した青葉病院のよもやま話から始めたい。ここは1年前にも不覚にも心筋梗塞で救急入院した病院でまたしても舞い戻ってきてしまったとはトホホの至りである。(>_<)


↓入院食は以前入院した時の内容とおおむね変わりはないようだ。当初約2週間は体をベッドで起こすと激痛が襲ったため横を向いても食べやすいようにごはんはおにぎり2個に変えてある。味噌汁は横に寝て食べるためお椀から具を出して汁だけ介護士や看護師に吸い飲み!に移し替えてくれたがあとで吸い飲みの容器を洗うのが面倒だったようだ。



↓ごはんはあまり食欲がなかったのでその後朝食はパンが選択できる日はパンに変更した。しかしこれも焼いたトーストではなく大量まかないのためレンジでチンした冷凍食パンなのでジャム等の小袋はついているが美味しいとは言えなかった。3週間後あたりから痛みはあるものの車椅子に座って食べるようになってようやくまともな食事風景にすることができた。入院当初はしばらく点滴や心電図のケーブルが体に付けてあって身体的にも不自由な生活を強いられていた。



↓病室のすぐ前には青葉の森公園の野鳥の森が見える位置で毎日眺めていた。早くあの森に行ってみたいと思ったものだが、まだ現在もリハビリ中でかつ千葉市も緊急事態宣言が明けていない現在では実現できていない、



↓胸腰仙椎装具(コルセット):体幹装具とも呼ばれる。元々前かがみになる姿勢を金属枠で受け止めて体幹を真っすぐに保つ道具だが、トイレに行くたびに外さなくてはならないのが大変だった。解禁になる9月末まで今もまだ続けているが、ネットで検索するといろいろな形式の装具の写真を見ることができる。当方が利用したのはこの写真の形式だった。イージーオーダー形式らしく業者の対応が早くて採寸して入院後翌日?に作ってくれた。フレームの金型はステンレス素材でできているように感じた。後に市役所に還付請求して9割が戻ってくるが一時的に代金65,000を現金払いした。一番最初に発生した費用である。



↓患者がどのような動作制限を受けているのか看護師や介護士、理学療法士(作業療法士)に知らせるピクトグラムである。青葉病院では10種類程度のカードを使っていたようだ。このカードは移動は歩行器を使う患者ですとお知らせしている。昼間のカードはない? 転院したリハビリ病院では昼間と夜間別々でもっと細かい指定ができる多数のカードが使われていた。



↓かなり長い間使った車椅子である。青葉病院が平成15年3月に現在地に建て替えられてもう18年以上、設備も備品もかなりくたびれている。(平成15年に旧市立病院は閉鎖)



↓青葉病院4Fの食堂は携帯電話の利用場所と飲料調達や家族との面会場所になっている。テレビカード、Wifiカードの販売機、無料の給湯機と給茶機、無料の給氷機が置いてある。図書棚には古い週刊誌も置いてあったりする。




↓当方の病室写真、標準的な床頭台を備えた部屋でテレビは有料なのでNHKも含めてスマートフォンで閲覧できる無料テレビサイトが役にたった。ベッドには夜間に利用していた尿瓶が役にたった。



↓まだ新しいスマートウォッチに孫の写真を埋め込んで毎日眺めて癒されていた。スマートウォッチはこの後リハビリ病院に転院してからも心拍数の把握や血中酸素飽和度を測定して大活躍してくれた。