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清凉寺(嵯峨釈迦堂)1 通常拝観(嵐山・嵯峨野散策25)
写真は、仁王門
厭離庵を出て左折します。
道が道なりにやや左に曲がり、約200m歩くと「清凉寺」の西門に到着です。
伽藍外観の拝観は無料です。
仁王門をくぐると、左手に聖徳太子殿、鐘楼、多宝塔などがあります。
正面に本堂があり、左手に豊臣秀頼公の首塚があります。
さらにその左手には嵯峨薬師寺があり、これは福生寺の跡です。福生寺は六道珍皇寺や千本ゑんま堂と同じく、この世と冥途の境界に作られた寺院です。
ここの前に、小野篁が冥土から現世へ戻る出口とされる「生の六道」の石碑があります。
嵯峨薬師寺の向かい側には狂言堂があり、年に数回こちらで念仏狂言が行われます。
また本堂の右手には阿弥陀堂があり、これはもともと棲霞寺だったそうです。
棲霞寺とは源氏物語の光源氏のモデルといわれる源融(みなもとのとおる)を供養したお寺です。
また境内には湯豆腐の“竹仙”があり、ここも後記の“森嘉”のお豆腐です。
本堂に上がり、拝観料400円を納めます。
本堂に上ると、内陣中央には本尊で国宝の釈迦如来像がお祀りされています。
通常はお厨子が開いていませんが、通常時でも1000円納めればご開帳して下さいます。
もしくは毎月8日(11:00~)、1/1~1/7、特別拝観中の4月、5月、10月、11月と12/6~12/8(三千佛名札拝会)であれば、御開帳されています。
この中に本来は、あの五臓六腑が入っています。
さらに桂昌院(綱吉の生母)ゆかりの品々が展示してあります。
その後、本堂の後にある渡り廊下に出ます。
渡り廊下の上から池が中央にあり、池のほとりに弁天堂のある庭園が鑑賞できます。
この辺りの紅葉も非常にきれいです。
渡り廊下は右に曲がり大方丈へつながります。
大方丈で写経をすることも出来ます。
大方丈の前庭は小堀遠洲作庭の枯山水庭園で、本堂の屋根が借景になっています。
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コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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アップありがとうございます。
明日も楽しみにしています。
> あの五臓六腑が入っています。
ナマの???
と思ったら・・・違うんですね。