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清凉寺(嵯峨釈迦堂)2 特別拝観、嵯峨大念仏狂言(嵐山・嵯峨野散策26)


写真は、紅葉の大方丈の前庭

霊宝館
毎年、4/1~5/31、10/1~11/31に、霊宝館の寺宝が公開されます。
霊宝館は阿弥陀堂の奥にあります。

拝観料は300円です。
入った左手に国宝の阿弥陀三尊像があります。
棲霞寺の旧本尊で、非常に大きいです。
右手には重要文化財の文殊菩薩、普賢菩薩像があります。

さらに1階の奥には重要文化財の四天王立像、兜跋毘沙門天像や本尊の釈迦如来像の模刻があります。
2階には釈迦如来立像体内納入品の精緻な複製が展示されています。
ちゃんと肺臓、心臓、胃などがあり、当時も誰かが“腑分け”をして知っていたのでしょうね。
国宝の十六羅漢像は美術館に出展中で模写でした。

国宝や重要文化財が軒を連ねます。
純粋に文化財鑑賞としてもですが、京都検定でも名前が挙がる文化財が多数あるので、勉強になるでしょう。

嵯峨大念仏狂言
境内にある狂言堂で、3/15のお松明式、春季公演(4月第1日曜日・第2土曜日・第2日曜日)、秋季公演(10/26に近い日曜日)と嵐山紅葉祭り(11月第2日曜日)に無料で念仏狂言が行われます。
13:30~、14:30~、15:30~の3演目です。
1演目50分程度の予定ですが、5分ずつくらい押して、16:45頃に終わります。
13:00~の30分、各演目の間に15分ぐらいは、保存会の方が念仏狂言の背景、普段の練習、演目の解説など様々なお話をして下さるのも楽しいです。

狂言堂の前には4人掛けのイス席が用意されますが、元々席数が多くない上に招待席もあるので、一般利用出来るのは20脚(80名分)です。
12:20頃着で半分ほどが埋まっており、12:40には満席でした。
初めの演目前は、立ち見もスゴイ数です。
しかし3演目になると、席に空きも出てきます。
なお狂言堂の舞台が結構高いので、前の席ではかなり見上げることになります。
後ろの席の方が見やすいです。

嵯峨念仏大狂言は無言劇で、会場にあるチラシであらすじを把握しておけば内容はほぼわかるでしょう。

嵐山・嵯峨野散策27

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コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
行って来ました (tsumugi )
2012-11-12 22:58:11
本日、見てきました。
こちらで予習したかいがありました。
あぁ、コレね、、、と確認しながらじっくり見ることができました。

バス停から、迷っちゃったけど(恥)。

 
 
 
tsumugiさま (amadeus)
2012-11-12 23:03:49
お役に立てて何よりです。

散策シリーズは長くて通読は難しいかもしれませんが、こんなの↓もありますので、今後の参考にしてください。

http://blog.goo.ne.jp/hirokikurioka/e/5f2e59f3afdf617ce053828b5510ecb1
 
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