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常照寺1 通常拝観(鷹峯散策9)


写真は、桜の吉野門

源光庵を出て左折し、鷹峯の交差点も左折して、鷹峯源光庵前のバス停も通過します(地図)。
源光庵から約130mの左手に参道があります。

江戸時代の名妓、二代目吉野太夫が朱塗りの山門(吉野門)を私財で寄進したお寺です。
ここは桜の名所で、参道から“吉野桜”が咲き乱れます。
朱塗りの“吉野門”をくぐった右手に“帯塚”があります。

拝観料は300円で、正面に本堂があります。
本堂には、日蓮上人像や釈迦如来像、多宝如来像など典型的な法華宗寺院の内陣となっています。

本堂の右手の廊下の奥に書院があります。
この本堂と書院の間が中庭になっています。
ここに見事な紅枝垂れ桜があり、春はきれいです。

本堂の左手には庭園が続き、このあたりもさくらや紅葉がきれいです。

庭園には鬼子母尊神堂、常富大菩薩堂、妙法龍神堂があり、この辺りの桜もきれいです。
少し高台に茶室 聚楽亭、吉野太夫が好んだといわれる大丸窓(吉野窓)のある遺芳庵が次々に現れます。

墓地に入ると、開祖日乾上人を祀る開山堂。
さらに奥に“吉野太夫の墓”があり、本堂の右手に戻ってきます。

月釜
4月と8月を除く第1日曜日に月釜が開催されます(4月は第2日曜日、8月は2016年から休会)。
臨時参加は1000円です。
本堂右手奥の書院で受付をします。
8:30から本堂で法要が行われます。
約10分ほどで終わると、本堂裏の右手にある遺芳庵の前に皆さん並ばれます。
9:00から順に茶室に入ります。
茶室は縦長の20畳で天井が船底天井ですので、いかにも屋形船に乗っているような雰囲気です。
1席で40名弱が入れます。
お薄は2服です。
約40分で終わりますが、その後さらに入口に向かって左手奥の吉野窓のある土間の吉野窓席で副席があり、9月は冷たいお茶を頂きました。
トータルで約50分でした。

2024年春の非公開文化財特別公開で書院にて、
山門永則 檀林での指導要綱
録内啓蒙版木 日講上人が作成した録内御書の注釈を版木にしたもの
秘仏 三面大黒天 伝伝教大師作
秘仏 妙見大菩薩像 立像
が公開されました。




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