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2012 4/21の拝観6(都をどり)


写真は、待合の庭園

京阪電車に再度乗り、出町柳駅~祇園四条駅で下車します。
祇園 十二段家で大エビ天丼を頂き(これもいずれ掲載予定)ました。
朝、原谷苑にいたはずが、お昼には祇園に。
不思議な感じです(笑)。

そして13:00。
祇園甲部歌舞練場へ。
1月初旬に予約した、都をどりが14:00からです。
この週末に予約したのは、桜とGWの狭間だと判断したからです。

お茶席付きにしたので、早めに行かなくて行けません。
このあたりの流れは、改訂版の祇園散策で詳細に掲載します。

さて本題の”をどり”です。
僕は今まで、歌舞伎座で歌舞伎、劇団四季の公演、宝塚歌劇団などいろいろな舞台を観賞してきました。
それらの中で表現者である”演者が全く話さない”ものは少ないです。
その”奥ゆかしさ”の文化と、それらを彩る三味線、太鼓に鐘の音色。

和の文化は守り、継承していって欲しいと思いました。
特に会場は50~60代ぐらいの女性が多かったのですが、本当に少数派の30代男性も是非見に行って頂きたいですね。
30代ぐらいになると最初は積極的な興味がなくても、”意外に心地よくスーっと和の文化が自分に入ってくる”ことに初めて気づかれるのではないでしょうか。

さらに今回僕の場合は、2月に訪問した一力亭で、お座敷をご一緒した芸舞妓さんがおられたので、より一層の親近感が持てました。
「あっ、いるいる。頑張ってるな」と思っていました。

非常に楽しい1時間の公演でした。

4月のアンケートを実施中です。
左のサイドバーにあります。
是非ご参加を!

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2012 4/25の拝観(御寺 泉涌寺 特別拝観)


写真は、月輪陵

本日は13:00から開催された、

京都検定現地見学会 寺院・神社どっぷり拝観シリーズ 御寺 泉涌寺 特別拝観

に行ってきました。

3月中旬あたりから募集がかかり、4/17に抽選がありました。
拝観料は3500円で、16:00まで泉涌寺オンリーです。

通常拝観でも拝観できる、仏殿、御座所、楊貴妃観音堂などや、
現在特別拝観中(4/30まで)の”舎利殿”(これがあったので、今まで舎利殿は我慢してきました)、
そして今回だけ公開の”霊明殿”
を、解説して頂きながらまわります。

通常拝観のところは割愛します。

まずは、特別拝観中の舎利殿です。
舎利殿の鳴き龍体験はなかなか面白かったです。
御住職の説明によると、以下のようです。
まず内陣の板の間に1人で入り、手を叩きます。
すると手を叩いた振動が天井で反射し、今度は床に反射します。
その反射が、床を通じて立っている自分に収束し、体の芯に響くそうです。
実際、内陣の床に複数で立っていると響きが弱くなったように思いました。

この舎利殿は辰年のみ公開されるので、次回は12年後です。
4/30までですので、是非今週末に行ってみてください。
面白かったです。

次は本イベントだけで公開の霊明殿です。
御座所の庭園の向かい側にある大きな建物です。

ここには天皇家の御位牌が安置してあります。
もちろん普段は非公開です。

霊明殿の内部は外陣、中陣、内陣に分かれています。
我々はもちろん外陣まで。
中陣にある仏具などのすべてに”菊花紋章”が刻まれています。
内陣は3部屋で、正面の部屋に孝明天皇、明治天皇、大正天皇、昭和天皇とその皇后の御位牌があり、右手の部屋に第87代四条天皇、左手の部屋には第108代後水尾天皇以下第120代仁孝天皇の御位牌があります。
中陣の天井が、二重折上小組格天井でしたので(最も格の高い方の天井)、内陣の天井はどんなことになっているのかと思いました。

あっという間の3時間でした。

また詳細は、改訂版「東山南部散策」で掲載しますね。

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