沖縄の魔除けまじないその④『貝』(1)「シャコ貝」。
シャコ貝の事を俗にアジーケと言う。それは、シャコ貝の口が噛み合った時の形が十字形になることに由来します。

沖縄では、一般に十字に組み合わせたものを「アザカ」と言い、それに特別な呪力を認める考え方があります。その事から「シャコ貝」もアザカの貝と見なされ、それが転じてアジケーとなったのです。

しかし、シャコ貝が魔除に用いられているのは本来、貝の開いた形が女陰を連想させる事から来たものであろうと言われています。女陰の持つ呪力については、日本の記紀神話にも記録されています。

沖縄においても鬼餅(ムーチー)の由来や「火返し(ヒーゲーシ)」のまじないにその事が出てきます。

シャコ貝の魔除は、現在では沖縄本島中部、勝連町・与那城町で比較的多く見られ、中でも津堅島や伊計島に多い。(山里純一著:「沖縄の魔除とまじない」より)
※写真は、すべて津堅島で撮影しました。
シャコ貝の事を俗にアジーケと言う。それは、シャコ貝の口が噛み合った時の形が十字形になることに由来します。

沖縄では、一般に十字に組み合わせたものを「アザカ」と言い、それに特別な呪力を認める考え方があります。その事から「シャコ貝」もアザカの貝と見なされ、それが転じてアジケーとなったのです。

しかし、シャコ貝が魔除に用いられているのは本来、貝の開いた形が女陰を連想させる事から来たものであろうと言われています。女陰の持つ呪力については、日本の記紀神話にも記録されています。

沖縄においても鬼餅(ムーチー)の由来や「火返し(ヒーゲーシ)」のまじないにその事が出てきます。

シャコ貝の魔除は、現在では沖縄本島中部、勝連町・与那城町で比較的多く見られ、中でも津堅島や伊計島に多い。(山里純一著:「沖縄の魔除とまじない」より)
※写真は、すべて津堅島で撮影しました。
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