「ジュディ・オング木版画展」を観に行く

2011年11月20日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<「祇園白川」2004年作>

11月18日の朝から、「ジュディ・オング倩玉(せいぎょく)木版画の世界展 日本・沖縄・故郷台湾を描く」を観に行った。
ジュディ・オングさんは、25歳から木版画を本格的に学び、1983年に初めて日展に入賞し、2005年の第37回日展で、特選を受賞。現在までに12回入選する、本格的な木版画作家です。


▲<「琉球朱夏」1996年作>


▲<「台南古邸」2001年作>


▲<「蓮池石渡」2009年作>

今回の展覧会では、日展特選作品の「紅楼依緑」や、夏の沖縄を題材にした「琉球朱夏」他、初期の白黒作品から色版画、日展入選作品など、処女作~最新作品まで約70点を出展。



「日本家屋」や「神社仏閣」など、力強い線と光を上手く使った作風で、100号を超える作品は、観る者をくぎ付けにするくらいの迫力があった。女優・歌手以外の「ジュディ・オング倩玉」という本格的な木版画作家だった事を初めて知って驚いた。


▲<館内の風景は、撮影出来ないので「琉球新報」の新聞広告から転載させて頂いた>

木版画は、気の遠くなるような工程を経て創られるが、日展入選した「鳳凰迎祥」(宇治の平等院)の製作工程を本人出演の制作風景ビデオで観るコーナーもあった。


▲<「浦添美術館」の正面入り口(私達の後に入場した、ご婦人二人が、入場者15,000人目のお祝いをされていた)>


▲<いつ見ても異様な「浦添美術館」の建物>


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