映画「君の名は」

2016年11月01日 00時05分00秒 | 映画・DVD


我々の世代には、「君の名は」というと、数寄屋橋ですれ違う男女の話になるが(笑)。今、平成の若い人達に、平成の「君の名は」が、メガヒットしている。

興行収入も、150億円へ。邦画では「風立ちぬ」を抜き歴代6位、総合でも9位に入ったらしい。


▲<10月30日TV「ワイドショー」でも報じていた>

高校生達が今、「胸がキュンとなって」何度も観ているアニメ映画です(OLも観に来ています)。

「男の子と女の子」が入れ替わるので、昔大林監督の「転校生」を観た人は、またか!という感じで始まる。

しかし内容は、まったく異なり、「時空を超え」「スケールが大きい」作品です。


▲<風景が美しい作品です>

しかし所どころ、「入れ替わりシーン」をよーく見ていないと、解らなくなる難しさがあります

この作品には、映像に「トリック」が含まれて、ストリーが突然変わるので、よく観て・記憶しておかないと、後のストーリが理解(納得)出来にくい(だから、何回も観る人がいるのだろう)。

我々世代は、アニメは「宮崎駿」以外は、中々自己投影出来にくいのが辛い(その点宮崎アニメはファンタジーだから観やすかった)。

新海誠監督の作品は、絵が美しい(特に光の扱い方)のだが、今回は少し絵が荒かった。

最後まで観て、「ほろりと涙が出た」ので、まだ、もう少し感性が残っていたと安心した次第。

【評価】★★★☆


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