「微妙な話の“聞き方”の技術」

2012年05月14日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<最近読んで勉強になった「微妙な話の“聞き方”の技術」(明日香出版>

私は、昔から「人の話が聞けない短所」を持っていて、中々改善出来ない。

営業マン時代は、お客様に営業トークで勝つ事を狙って仕事をしていた。
管理職時代は、部下の気持ちを介せず話を聴かないで、「教えてやる気持ちタップリ」で指導すれば、部下は育つと信じていた。

根っから「人間大好き」で、「世話焼き」で「いらち(セッカチ)」な性格は、相手の言葉が待てなかった。
こんな調子で、20年数年間管理職をやって来た・・・。

最近、「微妙な話の“聞き方”の技術」宇都出雅巳著(1,300円)を、家の近くの「マンガ倉庫」で、見つけ650円買った。2006年10月の発行だが、新刊の時に本屋で見つけられなかった本だ(私が、まだ東京にいた頃の話)。

二日間で一気に読んだが、私の事が書いてあるのかと思えるくらいの内容で、読みながらビンビンと反省ひとしきり・・・。

「誰もが自分の言いたい事を伝えるのに気を取られています」「何とか説得しょうと必死です」「聴いているのは、相手の話ではなく自分の話?」「“事柄”を聴いて、“相手”を聴いていない」「意識の矢印はどちら向き?」「人は、自分で決めるから力が出る」・・・。等々、今頃学んでどうするのだ?というくらいに、60過ぎに読んで勉強になった本でした。