垣花ヒジャー(2)

2008年04月25日 00時50分41秒 | 沖縄現地情報

「垣花樋川(シチャンカー)」には、毎日大量の綺麗な水が湧き出ています。
「ンマミンガー(馬浴川)」の傍には「クレソン畑」が、下流には「田芋の水田」があり、植物へ命の水を流し続けています。
子供が生まれた時には「初ウビー(産水)」として使われ、誕生を祝う水として使われた「村の聖水」でした。
垣花村の人々は、「シチャンカー(垣花樋川)」で水浴び、洗濯、野菜洗い、水汲みをするために「カービラ(川の坂)」を行き来しました。
石畳道の途中には、女性達が休んだといわれる場所「中休み石(ナカユクイイシ)」や「上休み石の平石(イーユクイイシヌヒライサー)」が、今も残っています。▼


▲<石畳の坂道は、陽が当たらなくていつも湿っている。当日は、晴天でしたが石畳の上を「井守(イモリ)」が、ゆっくり歩いていました。>

▲<左、「女の川(イナグンカー)」。右、「男の川(イキガンカー)」>

▲<左、「クレソン畑」。右、「馬浴川(ンマミンガー)」どちらも日当たりが良く、奥には太平洋が開けていて、気持ちの良い場所です。>