『三線入門』体験記⑦

2008年03月22日 00時05分27秒 | 沖縄現地情報
⇒太鼓部分の皮素材の違いが解った。私は、迷わず人工皮貼りを選んだ。

三線の値打ちは「棹(さお:ソー)」が、8割りを占めるらしい。

素材は、「黒壇(こくたん)」(クロキ)やイスノキ(ユンギ)・桑などが使われる。
<下が黒壇>
黒壇の棹を実際触ったが、木肌は磨かないのにつるつるで木目が凄く細かい(強化プラッチクッみたい)。
特に、木材の芯を使うものが歪みが出ないので良いとされる。
芯は、固くて重いので、簡単に見分けるには「重い棹」が良いらしい。
黒壇と他の木を持ち比べたが、倍くらい重たかった。

黒塗りと思ったら、芯が黒いのでその上に透明の漆を塗っているらしい。

黒壇以外や芯以外の黒くない素材は、黒く塗ているらしい。
胴から出ている棹が黒く塗っているたり、糸巻きの「歌口」内側が金色に塗っている場合は、黒壇ではない証拠。

▲<今回の写真は、私が三線を買った「いーばる」の店内でした>
⇒次回へ続く。