ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

しふぉん サボります。 ・・・です。

2022年03月16日 | 日記
2022年3月16日水曜日

世界の悲しみは、 変わる事無く続いて居ます。

お家にいる事の多い私は、 何かとTVの情報番組で 今回の戦闘のニュースを見つけては、 見入ってしまっています。

完全に ココロが捕らわれて、 メンタルヘルス的に多大な影響を受けてしまっています。 こんな遠くに暮す私でさえ影響を受けてしまうのだから、当事者の方々の悲痛を思うと言葉がありません。


87歳で 「 新車を購入したい。 」 と言い出して 長男の主人に諌められ、 「 親子の縁を切ってやる。 」 とまで言った義父が亡くなる時、 何も持たずに亡くなりました。

「 先祖からの土地や財産を絶対に減らす事無く守るんだ。 」と、 頑なに持ち得る財産を守る生き方をした父も、 無くなる時は、 何も持たずに旅立ちました。

生きている時に待ち得た物を 亡くなった時まで持って行く事は出来ないのです。 すべての人間が 亡くなってしまえば、 何も持って行く事は出来ないのです。

何も持って行く事は出来ないけれど、 多くの物を、 繋ぎ、 残す事は出来ます。

温かい物を残す事も出来るし、 その逆で、 苦しみ、 憎しみを残す生き方もあります。

私のパン焼きの根源は、 「 トン助さんの焼くパンは、 美味しいからなぁー。 」 「 さすが、トン助さん。 」 「 トン助さんは、 凄いなぁー。 」

いつもいつも 父が私に言ってくれた親ばかの言葉でした。 それを言ってくれている父の姿を思い浮かべるだけで、 私のココロは温かい風で満たされます。

スーパーさんにパンを納めている時、 そっと 陰でそのパンを購入してくれていた義父の姿を思い浮かべる時、 何も持たずに亡くなった義父の遺してくれた温かさにココロが満たされます。

欲張りんぼをしても、 講釈をぶっても、 伝説になっても、 売れ行きの良いパン屋さんになれても、 そんでもって儲かったとしても、 必ず 終わる時が来て、 何も待たずに、 全てが終わる時が来るのです。

ま、 私は、 伝説のパン屋にも、 完売続きのぱん屋にも、 儲かるパン屋にも程遠く。  ではありますが、、、、



大きな宮殿を持ち、 強固な核シェルターに居ると言われてるプーチン大統領は、 親から与えられた物から何も学ぶ事が無かったのでしょうか。

とても不思議で、 「 主治医だけが知る 権力者 病、ストレス、薬物依存と権力の闇 」 等と言う本を購入してしまいました。

今日は、 ひなたの贅沢しふぉんをサボって、 この本を少し読んでみようと思っております。


なので、 明日取り組むパンの予定は、、、、

カカオオレンジのリュスティック。 久方振りのチャレンジ 福田農園さんの福穀ぱん。 

← 前橋のクロフトベーカリーさまからの学びを得た、 18℃ 長時間発酵で、 湯種やレーズンエキス、 サワー種、ルヴァン種、パートフェルメンテ等使用の凄く難しいパン。 ← 私には難しいだけかも、、、、だけれど。

キタノカオリのリュスティック。 このパンは パンストックさんの学びから得たパンで、 私のパンの概念を覆されるパン。 でした。

フランス食パン。 チーズたっぷりのクッペフロマージュ。 南部小麦のベーコンエピ。 ミルクフランス。 田舎ぱん。 チーズコッペ。

クロワッサン オ ルヴァン。 カシューナッツとチェリーのパン。 定番の長時間発酵バゲット。

ドルチェは、 初めて イチゴのクランブルタルトにチャレンジしてみました。 ルヴァン スコーンも焼く予定にしております。


3月の土曜日より、 高山村道の駅 中山盆地様にも、 パンを納めさせて頂く事を再開いたしました。 ← 置き場の兼ね合いで、ほんの少しではありますが、、、、

寄る年波の私は、 少し くたびれ気味で。  「 歳は取りたくない物で、、、 」 って呟きながら、 この取り組みが終わる日が近い事を、 毎度、 毎度 思案する日々でもあります。


ってか、 パン焼きに取り組む早朝の 5時頃に 必ず、 「 もう、 辞めよう。。。 」 の発作に襲われる 寄る年波のパンおばちゃんの私でした、、、、

明日も 小さな田舎の 小さな町の片隅で、 そっと静かにパンに向き合えることを感謝しております。

明日も、 お見守り下さいませ。
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