ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

どこに行っても、 ポンコツでした。 ・・・です。

2019年12月23日 | 日記
2019年12月23日   月曜日


ぱん販売のお休みに入ってから、 3週間。  コルドンが冬休みに入って 2週間。 ウィーン旅から帰って 1週間。

平和で、 のんびりで、 ってか、 のんびり過ぎの、 へっぽこ ポンコツおばちゃん化、 絶賛進行中の自分が居ます。 平和やわぁー。

いつも 自分に突き進む事を課す生き方をしがちな自分が居るけれど、 ナマケモノの様な生き方の方が自分に合っている気がするし、 

色々な事を課して頑張っても、 どれも 然程才能も無いから、 頭打ちばかりで、 年中 ジタバタ、 ジタバタ足掻くばかりで。。。。


娘とのウィーン旅は、 本当に しあわせな時でした。

はじめてのオーストリアの旅だったので、 欲張らず、 じっくり ウィーンだけを堪能する計画にした上に、 娘が 「 立地 」 に拘ったホテルをチョイスしてくれたお蔭で、

一か所に拠点を置いたままで、 目の前はメイン通り、 5分ほど歩けば シュテファン大聖堂。
 




国立歌劇場。 ザッハトルテ発祥のホテル、 ホテルザッハー。

 

ナショナルライブラリー、

少し足を延ばせば、 ホーフブルク王宮。 其処かしこでの賑やかなクリスマスマーケット。 トラムに少し乗れば、
 


ベルヴェデーレ宮殿上宮で クリムトの鑑賞が出来、








ちょっとした買い物のスーパーは有るし、 世界中の品物が揃っている高級スーパー 「 ユリウス・マインル 」のスーパー内散策も楽しいし、

其処かしこに 素晴らしい佇まいの教会が有って、 鐘の音と教会音楽と、 にぎやかな笑い声と、 芸術と音楽と美しさと文化に溢れた街を堪能する事が出来ました。

「 sold out だよ。 」 って言われた シュテファン大聖堂の教会コンサートの席も、 偶然 2席のキャンセルが出来、 娘と二人で鑑賞する事が可能となり、





全てが 素敵に流れる時間の旅を堪能し、 享受し、 「 スリとジプシーだらけのイタリアと違って、 ウィーンは、 平和やわぁー。 しあわせやわぁー。 」 と、  のほほーん時間を過ごしておりました。


娘が 「 どうしても行きたかったんだ。 」 って言っていた、 隣国チェコのチェスキークルムロフ城のオプショナルツアーの日とぶつかっていた蚤の市に、 

急遽でしたが、  オプシュナルツアー参加の日程の変更が出来、 「 ウィーンの胃袋 」と呼ばれる青空市場の横で土曜日に開催される蚤の市にも行けて、 

めちゃくちゃおばさん根性丸出しで、 片言の英語を駆使して、 お気に入りの物を手に入れる事が出来ました。







ヘレンドの一輪挿し。



アウガルデンのカップと、 謎。



  


交渉して、 得になったのか損をしたのかも分らんけれど、 私は 大満足で、 大喜びの時間でしたし、 私の 大切な宝物になりました。


本当に、 全てが 素敵に流れる時間の旅を堪能し、 享受し、 「 ウィーンは、 平和やわぁー。 しあわせやわぁー。 」 に浸りきり、 しあわせ時間を過ごしておりました。


オプシュナルツアーは、 英語の話せるドライバーさん運転のタクシーで、 時速150キロの運転の下、 「 ジェットコースターよりも怖い。。。 」 って呟きながら、 隣国チェコの チェスキークルムロフ城。



お城の下では、 やっぱり にぎやかにクリスマスマーケットが開かれ、 チェコの貨幣は、 通常 チェココロナなのですが、 観光客用に € も使う事が出来、

木彫りのクッキーの形を見つけ、 「 お城見学の後に、 絶対 購入するぞ。 」 って、 リスク回避も無く、 有り金全部お財布に入れて、 買う気満々、 意気揚々。

お城見学して、 鐘楼に上って、 トイレの場所を確認して、 ボケーっと街を散策して、 貧しさから発達したトリックアートの様な壁面芸術をボケーっと堪能して。


って、 やって居たら、 気が付いた時は、 鞄の口が開いていて、 有り金全部入ったお財布と、 海外旅行用携帯ポシェット ← いつもなら 首から下げているけど、 その時 諸事情で たまたま 鞄に入れていた、、、 

が、 消えて無くなっていた。 


いつそうなったかも、 なぜそうなったかも、 未だに 全く解らず、 

ただ、 神様、 亡くなった実父、 今年 旅だった義父、 ご先祖様、 「 楽しんできてね。 」 って言ってくれたお友達、 全ての方々の思いのお蔭で、

お蔭様、 お蔭さまで、 偶然にも、 パスポートだけは、 セーフ。 の、 「 ありがたやぁー。 」 の状態でした。


相変わらず、 どこに行っても、 私は、 ポンコツで、 何かしらやらかしてしまいます、、、、、


英語の話せる娘が 色々と対処してくれましたが、 警察でも インフォメーションでも、 お城のチケット売り場のおばちゃんも、

「 ポンコツ日本人が、 スリに有っても、 知らねーし。 自己責任やし。 」 ってな感じで、 その対応の仕方から、 スリは日常茶飯事な出来事なんだろうな。 と、 感じました。

チェコは 共和国で、 チェスキークルムロフ城 に訪れていた観光客も、 タイ人、 中国人ばかりで、 白人ばかりのウィーンとは、 醸し出す物、 状況、 全てが異なり、

ウィーン満喫し過ぎたポンコツ日本人の私など、 「 鴨が葱を背負って来る 」 ってな感じだったんだろうな、、、、情けなぁー。



自分の存在感。 影を課してしまう事の出来る スリ。  怖。  


痛くて 怖くて、 情けない経験をしたけれども、 ギリの所で救われて、 無事に日本に帰国出来て、 今日も 呑気にブログの更新が出来ています。



週末には 娘たちが帰って来ます。

大好きな娘たちの為に、 美味しい物を コツコツ用意し、 楽しい、 しあわせな時間に向けて準備しています。


いつも見る山の景色の向こうに広がる空は、 あの美しく しあわせなウィーンに繋がっていて、 

やっぱり 広がる空は、 大好きなイタリアに繋がっていて、

娘たちの頑張る街に繋がっていて、

穏やかな時間に向き合う母の暮らす町に繋がっていて、

そう思って、 そう感じると、 ココロは大きく広がります。


コルドンに追われ、 ぱん販売に追われ、 パンばかりに向き合っていて、 小さく小さくなっていたココロが、 少しだけ、 広がった様な気がします。


「 才能無い自分でも、 それでも 仕方ないですねぇー。 それで、 OKしてあげましょう。 」 って呟く事が出来る気がします。



世界は 広いさ。  世界中に きっと ポンコツは居るから、 だから、 私が こんな私でも、 許してくれるかも。。。。 ってな感じで。

 

影の無い、 存在を消したスリさんにも、 家族が居るかもしれないし、 家族の中では 影を消す事も無く、 逆に 存在感発揮しているかもしれないし。


世界は 広くて、 面白い。


世界中に きっと ポンコツは居るから、 だから、 私が こんな私でも、 許してくれるかも。。。。




時々 ひなたぱん工房のパンをご利用くださったり、 ひなたぱんおばさんのお教室をご利用くださったりするお若いママが、 昨日 「 おにぎり屋 」 さんを開店されました。









開店お祝いに伺って、 頂いた名刺に、 ( ← 「 名刺も作ったんですよ。 」 って、 輝いた眼差しで 渡して下さいました。 )

「 店主 ○○ 」 って記載があり、 テキパキ、 テキパキと商品に向き合い、 レジを打ち、 レシートにはしっかり、 消費税も記載され、

お若いママの心意気と、 勇気と、 勢いと、 取り組みの仕方と、etc. etc. 全てに於いて 感心と学びを得ると同時に、

「 私の時代は 過ぎ去った物で、 これからは、 次の時代の方々が活躍する時だなぁー。 」 って、 しみじみ感じました。


お友達が、 木札の百人一首で作ったチャームをプレゼントしてくださいました。

丁度 100番目の句で、 過ぎ去った時に思いをはせる歌でした。

今の 私にぴったりな物で、 小さな 山ブドウの鞄につけました。  





長々の 脈絡のない、 問わず語りのブログになってしまいました。


与えられている 全ての今に、 満足し、 感謝出来る今日の私。 です。

これから、 クロワッサン、 練習しなきゃ。。。


相変わらず、 お尻に火が付いているのは 変わりありません。 でした。

 






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