晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

究極のAAウオーキング-7 2/5

2018-02-05 | 寿命延ウォーキング

2018.2.5(月)曇り
 折山峠は標高わずか150mの低い峠である。峠から尾根伝いに山城跡が在り、曲輪(くるわ)も二カ所に残っている。城のあったところは稲荷神社があり、コースはそこを廻ってくるものとする。

曲輪跡を過ぎると稲荷神社が見えてくる。
 峠に戻るところが木で作られた階段となっており、その向かいに巡礼の記念碑が建てられている。少し忠よりのところにももうひとつあり、小栗峠など立派な峠ならともかく、こんな小さな峠にあるのは不思議な感もするが嬉しいものである。

峠の階段、その向かいにある石碑文化年間の銘がある。右は忠側の石碑。
 建田三町から念道、城下に向かう重要な峠道であると同時に巡礼の道としても大切な道だったのだろう。2009年に念道と忠の有志が峠道を整備し、人を呼ぼうとしたのだが、その後獣害よけの柵が張り巡らされ誰も入らなくなって元の様に荒れてしまっている。といっても歩けないほどでもなく、少しの倒木を避けて登れば問題ない。
 この峠道を歩いてみると、自然とインターバルになる事がわかる。また筋肉にあらゆる方向から刺激が与えられ、全身運動となるとともにバランスを養成することにもつながる。平坦な道をインターバル速歩するよりも、運動効果は抜群にいいはずだ。そして森の中の歴史の道を歩くことが精神的なリラクゼーションに貢献することも大である。大峯奥駈や比叡山千日回峰の超々々ミニチュア版と思って歩けばいいのではないだろうか。魂の浄化と言うとちょっと気恥ずかしい。
 じょんのびを出て、堤防沿いのダート道、河原のゴーロ歩き、折山峠の里山歩き、堤防沿いのダートを廻って、1時間、6400歩のコース、究極のウオーキングコースがこんな身近にあった事に驚きを感じている。
2009年整備記念に建てられた鳥居風案内板。(念道側)

 

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