晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

続・健康診査’15 6/6

2015-06-06 | 日記・エッセイ・コラム

2015.6.6(土)曇り

 さて今回の診査の問題点を二つ、ご紹介しよう。
今回、6月の5日は連日の晴天高温の日が打って変わり、実に寒い日となった。北海道では降雪のニュースもあって、上林の日中でも16℃となっていた。連日30℃を超えていたことを思えばいかに寒いかがわかる。寒いのは分かっていたが検査には手軽に着脱が出来るよう半袖のポロシャツで出かけた。外に出てあまりの寒さにアンダーシャツを下に着る。検査会場は旧小学校の体育館である、会場に着て始めて衣類の間違いに気付く。寒くて身体はガタガタ、歯はガチガチという感じだ。この状態で血圧を測る。ご承知のように130を超えると再検査となる。「もう一度測りましょうね、深呼吸を2,3回して下さい」こりゃあかなり高い値が出てそうだ。2回目はもっと高く、9?-149という血圧測定史上最高の値である。
 しかしよく考えれば、この異常な寒さの環境で、半袖でガタガタ震えていて高い血圧が出るのは当然で、でなければ身体の異常ということとなる。実は最近あらゆるシーンで血圧を測る機会があって、7?ー120というのが普通の値となっていた。つまり極正常な値なわけだ。検査技師の「深呼吸を、、、」てのが何の意味も無く、きちんとするなら平常の検査環境をつくるべきと思うのである。問題は検診結果としてどう言ってくるかだ。要治療、再検査など言ってきても畏れることはない。低温による血圧上昇という極正常な反応が起きただけだから。
 今一つはわたしの最も自信のある骨密度の問題である。骨密度は最近になって測り始めたので多くのデータは無いのだが、常に良好な値を示しているのだが、本来年齢と共に下がっていく値が逆に上がっていることに気付いた。検査の人には「とてもきれいな数字です、なにか気をつけていらっしゃることはありますか?」なんてよいしょされる。普通の人なら、蘊蓄の一つでもたれて自慢するところなんだろうが、どうもその気にはなれない。別に骨密度を上げるためなにか秘策を練っているわけでもなし、朝飲んでる牛乳だって特段他の人と量も質も変わっていない。だからこそ出てくる数字に疑問を持つわけだ。
 くるぶしに電極を当てて測定するということは、伝導率を測っているらしい。間隙の多い骨より密度の高い骨がよく電気を通すのは理解できる。と考えるとその電極を当てる位置とその皮膚や筋肉などの環境によってかなり相違がでるのではないかと考えた。それらの点を検査の方にただそうと思って聞いてみた。

超健康優良児のマイボーン(黒丸がわたしの値)
「骨密度測定とは電気の伝導率を測っているのですか?」
「・・・・・・」
「密度の高い骨は電気をよく通すと言うことでは無いのですか?」
「・・・・・・」
だめだこりゃ、バイトの検査員なんだろうか、知らなきゃ知らんと答えろよなあ、別に問い詰めているわけじゃないんだから。
 「そんなに信用できない検診をどうして毎年受けてるの?」かみさんが尋ねる。信用できないのは診断結果であって、検査結果は厳然としたものである。だからこそわたしたちは例年の数値の変化を読み取って自分で判断しなければいけないのではないだろうか。今日では情報はいくらでも手に入れられる。
健康診査の結果に一喜一憂するのではなく、正しい判断が出来る知識を集めることが肝要である。

【今日のじょん】急激な寒さのせいだろうか、じょんの関節がどうも具合が悪い。かみさんまで落ち込むので余計憂うつになる。

見てくれこのなちゃけない顔

 

コメント
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