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晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

梅干しに挑戦(3) 7/10

2009-07-12 | 日記・エッセイ・コラム

2009.7.10(金)雨、曇

 梅雨らしい雨が降ったが午前中で止んでしまい、上林の降雨は今年は本当に少ない。まだ今後の予想は分からないのだけれども、本格的な集中豪雨が来た場合にはじょんのび谷の動向は気になるところである。じょんのび谷の屈曲点の先に我が家があるということは容易ならぬことではある。府の事務所の方は100年に一度の雨でも来ない限り大丈夫ということだが、100年に一度の雨がくる今日日である。一応
じょんのび谷の屈曲部分は杉の木の柵で水流を防げるようにするつもりだが、それでもやられたら諦めるしかない。それより何もしないままにやられたら、これは悔いが残る。こちとらの準備が早いか、100年に一度の洪水が早いか、ある種の神経戦である。
  (5)さてあまりに早く梅酢が上がった梅干しの件だが、昨年と様子が違う、特に塩分の割合が少ないとことと砂糖を入れているというのが気になって仕方がない。大丹生のおばあちゃんが、「梅干しをカビさすと家に不幸が起きるというで」と言っていたが、それは梅干しを黴びさせてはいけないという戒めなんだろう。もっとも不幸なんぞせんぞ起きているから、起きたところで今更次郎なんだが、カビが来るのはちとつらい。そういえばカビこそ来ないが梅酢が少し濁ってそう、早く紫蘇を入れなくてはと思う。塩も梅酢も充分に殺菌効果はあろうかと思うがそれでもカビがくる、ところが紫蘇を入れるとカビが来ないといわれているのだ。紫蘇の成分により強力な殺菌の効果があるらしい。そういえばバッテラや鯖ずしに紫蘇を使うことがある、これはやはり殺菌効果を期待して使うのだろうか。
 問題は紫蘇の発育状態である。世間では紫蘇の販売も終わりかけというのに上林の紫蘇はまだ成育中だ。スーパーで見ると立派な紫蘇が数百円で売っている。買うのは簡単だが、我が家で作っている紫蘇は台無しになってしまう。というわけで、なにも紫蘇入れは一回とは限らない、いまある分だけ入れて後日再度入れよう。濃い色の紅生姜を作りたい意味もあって、紫蘇入れを2回にすると決める。こうなると気が楽になって、あるだけの紫蘇の葉を収穫し、洗って干す。買ったものでは無いので贅沢にいいところだけ使う。
Img_2614

(6)そこそこ乾いたら塩を振ってもむ。濃い灰汁が出てくるのでこれを捨て、再度塩を振ってもむ。再度灰汁を捨て、すくって取った梅酢に漬ける。梅酢が少ない場合はすべての梅酢をあげて紫蘇を絞り込めばいいが、今回は梅酢が豊富なので、杓子で一部をすくって使う。
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灰汁を取っているところと梅酢に絞り出しているところ。

(7)梅酢を壺に戻し、紫蘇を一枚一枚広げて梅の表面に並べていく。梅酢が充分に上がっているので、重しは1/3くらいにする。(最初は6Kg、梅の倍の重量)
中蓋や重し、壺の蓋は熱湯で消毒しさらに焼酎を霧吹きでかける。念には念をだ。

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紫蘇が育ったら再度この作業を繰り返す予定だ。ついでにらっきょう漬けに巻く紫蘇の葉も次回は作る予定。

【作業日誌 7/10】
赤紫蘇、青紫蘇移植
梅干し造り(紫蘇入れ)
ヒマラヤ杉焼却

今日のじょん:雨が降って涼しくなると体調、食欲ともごろっと変わる。だから案じたものではないのだが、暑さには想像以上に弱いようだ。人間と同じ感覚でいるとちょっとかわいそうな状況だ。






コメント (1)
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