2016.12.22(木)曇り
「小原さんのやってるベルト巻いてのウォーキング、TVでやってたで」
「え~パクられたか、来年から本格的に教室開いて普及しようと思ってるのに、、、」
土曜日やったかなあ、巻き方なども一緒で歩いたはったで、、。何でも骨盤が矯正されるんやて」
土曜日のテレビ番組見て、どんな番組で誰がやってたか調べてみたが杳としてわからない。しかし冷静に考えると、晴徨雨読の読者も数は知れてるしパクるやつもいないだろうし、それに目的が全然違うので寿命延ウォークとは別物だろう。そもそもわたしがこのバンド巻きを始めたのは、腰痛、ぽっこりお腹の対策として雑誌記事を見て始めたものである。
歩行の際に骨盤を立てて歩くという一見意味不明な姿勢をとるために、東大病院の松平先生やデューク更家氏の体操をやるのだが、歩き始めると元の悪い姿勢に戻ってしまう。ところがこのバンド巻きをすると理想的な姿勢がずっと続くのだ。これはバンドの締め付けによる力で姿勢を保つと言うよりバンドと皮膚の接触により、理想的な姿勢になるきっかけができるのではないかと考えられる。それが歩くことによってリズミカルな筋肉への刺激が生まれ、より効果が増しているのではないだろうか。
バンドを巻くことによって意識しなくても理想的な姿勢がとれ、骨盤を立てるための準備体操も不要ということである。


寿命延ウォーク腰ひもベルト前後ろ、わかるかな。
さて参考とした雑誌「壮快」2016年6月号の腰ひも健康法の目的は骨盤矯正であり、テレビ放映で見られたという腰ひも歩行の登場者はおそらく同一の人物だと思う。そういう意味ではパクったのは実はわたしの方であったというのが正しいかと思われるが、目的も使用する器財も違うというところで寿命延ウォークの独創性というのも認めていただきたい。
つまり巻き方は同じであるが、寿命延ウォークの目的は「骨盤を立てて歩くことによって、脊椎をS字状にする」というものである。そして腰ひも健康法では名の通り腰ひもを使っているが、寿命延ウォークではカムバックル付きの荷締めベルトを使うことである。わたしも当初腰ひもを使ったが、これでウォーキングをしても効果が得られないことはやってみればわかる。歩行による筋肉の動きは相当に強力で激しいものであり、腰ひもではすぐに緩み、ひもの位置が固定できず、適切な刺激を与えられないということである。


健康雑誌や週刊誌は怪しげな記事も多いが、真面目な役に立つものもある。
そして今回の改定ではバックル式をカムバックル式に変えた。プラスチックのバックルは一年もたたないうちに割れたり緩んだりで、取り替えの製品も見当たらない。金属製のカムバックルは破損、疲労の心配も無く、半永久的に使えそうだ。締まり具合もよくて、速歩や大股歩き、準備体操などでも緩むことはない。しかも値段が安い。当初、金属部分が皮膚に食い込んで痛いかと予想したが、使ってみると全然問題は無い。従って寿命延ウォークガイド(1)を次のように変更する。

右がバックル式、左がカムバックル式
(1)腰ひもベルト(カムバックル式荷締めベルト)をして、骨盤を前傾させ、背筋を伸ばしあごを引いて、後頭部を紐でつられている感じで歩く。(張り胸プリけつ)
【今日のじょん】実はここ半月ほどじょんの具合が悪い。元気がなくて、食欲もない、動作が緩慢で、時々奇妙な身震いをしている。一緒に暮らしているとわかるんだけど、表情に覇気が無いのだ。マーブルやくるみちゃんが亡くなってもう3年、爆弾抱えて生きているだけに心配はつきない。おまけの犬生を3年生きたんだからいいじゃないかと思いつつも、せめて10才までとか欲が出てくるのである。

元気が無くて覇気が無い、目の輝きがないのだ。