2016.12.30(金)雨
寿命延ウォークガイドのタイトルに”基礎編”をつける。つまり将来応用編を作るためだ。腰痛対策で始めたウォーキングだが、様々な効果があるようである。長尾和宏先生の「病気の9割は歩くだけで治る」にはタイトル通り生活習慣病、認知症、うつ病、不眠症、便秘、線維筋痛症、がん、風邪などの予防や改善に歩くことを提唱されている。多くの健康番組や雑誌でもドクターが科学的に解明されている部分もある。それらを統合して効果のある歩き方ができないかと検討中である。このほかに筋力、体力をつける歩き方など応用編で紹介したい。
デューク更家氏のウォーキング考は正しい歩き方を追求している。
次の改正は(2)呼吸法である。
デューク更家氏のウォーキングでは横隔膜呼吸といって、言わんとされていることはわかるのだけど、実際どうするの?という呼吸法である。胸郭を開くエクササイズをしてこの呼吸をするのだが、何でも能に使われている呼吸法だそうだ。呼吸とは横隔膜を上下するもので、胸式、腹式とあるのだが、そのどちらでもないそうだ。わたしは腹式呼吸で良いと思うのだが、デューク先生は「腹筋を使って身体を動かしているとき腹式呼吸はできない」とおっしゃっている。わたしの経験ではそのような事はないと思う。登山では合宿などの際5,60Kgのザック(キスリング)を背負う。重心をとるためには常に腹筋を緊張させていなければならない。呼吸はというと、それだけの荷重が肩と胸にかかっているのだから腹式呼吸しかできない。
腹式呼吸のいいところは多量の空気を取り込めることだ。実際歩行時に比べてみると最も呼吸数が少ない。また腰紐ベルト(以下寿命延ベルトと呼ぶ)の結び目が丁度丹田のところにあり、ここを意識して呼吸すると腹筋の強化になる、これはお腹の出始めた中年の方々には大変嬉しいトレーニングとなる。
(2)呼吸は腹式呼吸とする。吸ったときお腹を膨らませ、吐いたときお腹はへこむ。寿命延ベルトの結び目あたり(丹田)に意識を集中し、吐くことを主に呼吸すれば自動的に吸うことができる。鼻で吸い、吐くときは鼻でも口でも良い。大きくゆっくり呼吸し、心が落ち着かないときやイライラしているときは呼吸に意識を集中する。
元気の無いときはお出迎えもできなかった。今はこんな風に迎えてくれる。救われる思いだ。
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