東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

古きもの 古河散策2

2013年02月22日 23時25分26秒 | 

前述のカフェでお勘定を済ませると、お店の方が「実はつい最近、ここのオーナーが家具屋みたいな店を始めたんですよ。時間があったら是非見てみて下さい」とのこと。ということは、きっとこの店のようなちょっとレトロな感じの家具があるのでしょうね。そう思うとムクムクと好奇心が湧いて来て、場所をきいて訪れてみました。

カフェで頂いたシンプルな地図を片手にお店を探し当て、いざ中へ。

入っていくと、想像していたより大分若いかた(多分年下)が奥から出ていらっしゃいました。どうやらこの男性がオーナーさんのようです。

「どうぞゆっくり見て下さい、まだ開店して間もないので、商品も少ないんですが。。。」

おお。。。。確かに品数豊富というわけではないかもしれませんが、どれもなかなか魅力的な品々です。そしてリーズナブル(これ大事)。うーん、近所だったらこの棚買っちゃうかもねぇ、部屋のあの辺に置けるかな、、、とか色々想像を巡らせながら店内をウロウロ。家具ばかりでなく、食器類も豊富で、家具屋というより古道具屋の雰囲気です。

 入り口近くに置いてあった、こんな感じの絵本があったよなぁと懐かしい気分になるイラスト付きカップ&ソーサーを見つけ、「これ、値段ついていないですけどいくらですか?」と声をかけてみました。

「それはこれからシールを貼るところで。えーと、800円を付けるつもりなんですが。」 

800円。。。「カップとソーサーは別売りなんですか?」「いえ、セットで800円です。それ、刻印が入ってなくて無印でしょう、なのであまり高くはしないんです。」

なるほどー、しかし転売する訳でもなし、気に入って使うものに刻印なんて別に必要ありません。というわけで、旅の荷物もなんのそのでお買い上げ。カフェといいこの店といい、なんだかゆるゆるとした時間が流れているような、大変居心地の良い空間にいられて大満足でした。

実はその後も古河名物の鮒の甘露煮(古河の名物らしいです)を近くの佃煮のお店で購入したのですが、その小さいながら趣のある店構えに創業はいつなのか尋ねたところ、サラリと「百年以上前ですねー」とのお答えを頂くなど、皆さん当たり前に昔からのものを大切に伝えて来ている感じが伝わって来て、とても好感を持ちました。今度は是非桃の花の季節に訪れてみたいものです。

 

 

コメント
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