さて、昨日の山形Qの練習の模様を。
ハイドンおよび紺野陽吉の作品からは、一昨日の練習の際に気になった問題点を改善すべく、部分練習。残された、というか確保した時間は全てベートーヴェンにみっちりとあてました。
いえ、それは正確ではありませんね。実は昨日は、練習の一番最初に、次回の定期では演奏しない曲も少しだけ合わせました。それは紺野陽吉氏による、ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲、、、、4月に白鷹で演奏する予定です。弦楽トリオのヴァイオリンは中爺氏が担当ですが、この二重奏曲は私が演奏、茂木氏は両方弾く重労働です。民謡調と言いながら、現代的な響きも織り交ぜている意欲作で、演奏も一筋縄ではいきません。これは早めにつめておかねば、、、という危機感を植え付ける効果大でした。
とはいえ、この合わせはあくまで大まかな曲の感じと演奏時間をつかむためのもので、勿論練習は殆ど定期に向けてのもの。今回の最大の収穫は、ベートーヴェン3楽章のアダージョがつかめてきたことです。というか、このアダージョ、セカンドVnの役がとても重いのです。この楽章を輝かせるために、なんとか「良い仕事」をしたいもいのですが、さて、どうなることやら。気になる方は是非ご来場下さい(笑)。山形Q練習46も、いよいよ次回がラストです!