1月3日(土)。今日も雪の朝を迎えました。積雪11cm。陽が昇ると,すこしずつ雪が解けてきました。
ツマグロヒョウモン(?)の蛹の上辺りに,雪がたっぷり。向こうには青空が広がっていました。この蛹は,これまでに何度か写真でご紹介済みのものです。
ジャコウアゲハの蛹が雪に埋もれ,やがて雪解けとともにトンネルがすっぽりできて……。姿が現れました。
畑では,キクの花にも積雪。昼前にはそれが解けて,ハエたちがさっそく訪れていました。
雪の脇に,ミバエがいました。口吻を花の奥に差し込んで,熱心に餌にありついていました。
小さな,ハエのなかまがいました。さすがに寒いなか,指をもっていっても飛ぶ気配がありませんでした。それでも,ちゃんと餌を舐めていました。
カメムシのなかまも一匹。吸汁に夢中の様子。頭部をはっきり上下させる動作が印象的です。
雪景色のなかに見る昆虫の姿には,想像以上の意外性があります。大きな成虫こそ現れませんが,小型のからだゆえに昆虫が小宇宙で生きているという実感がしてきます。