自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

同窓会の話 ~久しぶりやなぁ~

2015-01-19 | 随想

「そろそろ中学校の同窓会をしようやないか」「おまえが代表幹事を引き受けなあかん」「前にしてから5年以上経っとるんやもんな」。そんな声に押され,わたしが世話人代表を引き受ける結果に。そして先日,同窓会を開きました。

準備を始めたのが8月。途中,実行委員会を3回開きました。夏から冬までの取組が,なんとなく懐かしく思えてきました。歳をとっても,「〇〇ちゃん」などとファーストネームで呼び合えるなんて,やっぱりいいものです。

会の出席者は4分の1といったところでした。亡くなった仲間がたくさんいること,居所不明者が増えていること,そういうことはとても悲しい話です。うれしいことに,恩師が3人来てくださいました。出席招待をした際,「80歳を過ぎたが,みんなと会えるのがたのしみ」と語ってくださったご高齢の恩師も。

卒業以来半世紀が経ちます。在校時,東海道新幹線が開通する,東京オリンピックが開催される,それを体育館でみんなで視る,そんな経験をしたことがじわっと浮かんできます。改めて50年の歳月の重みを感じました。

午前11時開始。会のはじめに,わたしは以上のことに触れて,「この先何回も同窓会ができるわけではない。お互いに参会してよかったと思えるように,旧交を温めていただきたい」と伝えました。会次第に沿って,会は進みました。

自身を振り返ると,恩師とずいぶん話したなあという印象が残ります。もちろん,役割でもあったのですが,話せる材料,とくに50年前の話題が次々に出てきたお蔭です。終わったのは3時間後。


二次会はカラオケへ。期待以上の人数が集まって,また盛り上がりました。そこでも会話が弾んで,……。

さらに,三次会へ。三人で,あるご家庭を訪問。ここでの静かな語らいは,昼間の賑やかさとは打って変わったものでした。けっして忘れることのできない貴重なひとときになり,一日の締めくくりとしては上々。

終わったのは午後8時。

世話人各自が役割分担に沿って動き,当日の日程は滞りなく終了。ホッとしています。近く反省会を開いて,会の締めくくりをする予定です。