自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ガガンボのなかまの恋

2015-01-15 | 昆虫

タイミングがよいときは,なんともふしぎな感じがします。そのふしぎを,この程味わいました。

自宅で洗車作業をしているとき,虫が緩やかに飛んで来て,濡れた窓ガラスにとまりました。見ると,ガガンボのなかまです。それも,交尾中のペアでした。

大急ぎでコンデジで撮ったのが下写真です。接写で撮ったため,ボンヤリしています。それでも状況証拠にはなるでしょう。 

 
このペアは歩いて移動しました。ボディの黒い部分で静止したので,もう一枚撮りました。

 
この直後,離れ離れになって飛び去りました。ほんの2,3分の出来事でした。

ユスリカやガガンボのなかまは,冬も成虫で元気に飛び回る種が目立ちます。なかには,群飛するものがいて,昼間蚊柱をつくっているものさえいます。柱が日に照らされて,よく見えるのが印象的です。それは,オスが集団になって行動することでメスに目立つように,だとか。

冬に昆虫がこんなふうに過ごしているのを見ると,「ほほーっ!」と感嘆してしまいます。