自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

珍しい,地表のアリ

2015-01-24 | 昆虫

1月。スイバの葉に潜む幼虫たちを探しているときのこと。

「あっ,アリや!」。もうびっくり。それも数匹。

降り積もった雪が解け,葉が濡れています。さらに,寒い風が地表を吹き抜けていきます。こんな季節,そんな日に,アリが地表に出ているとは驚きです。 


調べてみると,アリは冬期地下深く潜って冬眠しているのだとか。暖かい日に,犬走りのコンクリート上で小さなアリを見かけたことはありますが,今回のような目撃体験は初めてです。 

ゆっくりとではありますが,動くには動いていました。何か異変でも起こったのかもしれません。雪解けでできた水が巣に入り込んで,急きょ避難してきたのかも,です。

それにしても,小さな,大きな事実に思えてきます。