常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

柳川水郷風景

2012年11月20日 | 旅先の風景

 

柳川の水路は変化に富んだ迷路である、身をよじる様にして通る狭隘な石積みの間を抜けたかと思うと、両岸に黄葉の柳並木が連なる大川に変身したりする。

地形上、陸路は至るところで水路に阻まれて、徒歩者は不便この上ない。

昔 知恵者がいて要所に橋を造り、銭を徴収して財をなしたという。

川岸のお屋敷にサボンがたわわに色づいている。

もうしばらくするとザボンは熟れて水面に落下する、その落下音が命名由来であると船頭が真顔で云った。

船頭は長い竹竿1本で巧みに舟進める、曲がるも止まるも速度も竿1本。

川底に突挿した竿を押した反動で舟が進む、優雅なアメンボにも見えるけれど体力勝負、川に落ちた事は数えきれないという。

水深は1メートル前後、歩ける人なら落ちても心配ないと客は救命胴衣を着用しない。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柳川水郷に遊ぶ | トップ | 柿花火 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅先の風景」カテゴリの最新記事