古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

サツマイモを守るために檻を仕掛ける。

2010年08月27日 04時46分12秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 24日(火)は口吉川町老人会の人権学習会が公民館であり、参加してほしいと頼まれていましたので、二人で参加しました。アナウンサーをしている人の講演で、みんながあいさつの練習や発声練習をさせられて、居眠りをする間もなく時間が過ぎました。そのあとうちの村の参加者五人で、喫茶店で昼食をとることになり、老人会長に「きょうは寝られませんでしたな」といわれてしまいました。講演会なのに居眠りしなかったのはぼくには珍しいことでしたから。
 それはさておき、食事のとき聞き捨てならぬことを聞きました。村のあちこちに畑をつくっている人が、サツマイモをアライグマに「コッキリやられた!」というのです。山寄りの50坪ほどの畑で、うちの畑から直線距離で500メートルも離れているでしょうか。サツマイモを二畝つくっていました。いまごろは直径5センチ前後長さ10センチ前後になっているでしょうか。それを掘ってJAの直販所に出すといい値になるからと畑に行ったそうです。
 食事のあと現場を見に行きました。畑のサツマイモは全部掘られていました。ツルは横にのけられ、掘り返したような畑にはイモが一つもありません。掘り跡を見るとアライグマが集団でやってきて食べたようだ、というのがその人の見立てです。ぼくには違うようにも見えましたが。
 でもエライコッチャ! うちは孫や友だちに芋掘りをしてもらおうと四畝80メートルほどサツマイモをつくっています。今年は4月5月に気温の低い日があって苗が枯死してしまい(10度以下になると枯死します)、水やりや補植で世話に手がかかりました。また安納芋を増やし、シモン一号も10本植えました。
 それをアライグマに集団で襲われたのではひとたまりもありません。ひどくなれば動物ネットをつないでサツマイモ畑全体にかぶせてしまうことにして、とりあえず檻を仕掛けました。写真のように奥にドーナツを吊るし、ジャムパンや饅頭を首飾りのように紐に通してぶら下げ、踏み板はカムフラージュするためにチラシをかぶせて、その上に饅頭やドーナツの切れ端をばらまいています。我ながら完璧な仕掛けだと悦に入って眺め、一枚パチリ。
 畑の前の家のおじさんは、庭先でアライグマの写真を撮ったそうですから出没しているのは確かです。でも一向に掛からなくてもう檻を市役所に返そうかと思っていましたが、ここはなんとしても捕まえなくては。
こんなに豪華なおやつにはめったに出会えないよ。アライグマくん、どうぞ存分に召し上がれ!
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