<里の秋>
早稲の穂のかたぶく秋は
さらさらと風もゆるけき
家路をたどる農夫の背に
夕焼け雲は赤き影を投げり
かやぶき屋根は秋めきて
古き水車はゆるゆると
静かなる夕べの田園に
照り映う水を落しおりけり
黄昏のもやの彼方の
野火のともるを見つつ
秋草の色なす野路へ
草の香を慕いさ迷えり
旭川市神楽岡公園の秋
早稲の穂のかたぶく秋は
さらさらと風もゆるけき
家路をたどる農夫の背に
夕焼け雲は赤き影を投げり
かやぶき屋根は秋めきて
古き水車はゆるゆると
静かなる夕べの田園に
照り映う水を落しおりけり
黄昏のもやの彼方の
野火のともるを見つつ
秋草の色なす野路へ
草の香を慕いさ迷えり
旭川市神楽岡公園の秋
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