さあ、いつものところでお茶を飲んでから、
階段をのぼって外にでると、
まるで三月のころのような湿った雪が降っていた。
没後10年黒澤明特集で全30作が放送されたが、
あなたが選ぶ黒澤アンコール (←クリックすると投票できます)
では人気五作品を選出し再放送されることになった。
さて、その途中経過は次のとおり・・
(1)七人の侍
(2)椿三十郎
(3)赤ひげ
(4)用心棒
(5)生きる
まあ、順当かもしれないが、わたしとしては「椿三十郎」と「用心棒」はどちらかひとつにして、
「天国と地獄」を選んでほしいと願っている。
一月の寒いなか大船の撮影に参加したこともあるが、
これはサスペンス映画の傑作だよ。
もし、よろしければあなたも「天国と地獄」に投票してください。
まずは、「天国と地獄」に一票を入れておきましょう。
あの監督の作品は、意外にお洒落なユーモアのある描写があり、その点でも楽しめますね。
でも、「八月のラプソディ」と「まぁだだよ」は小生に限って言えば、何か中途半端な印象が残りました。
その点、ヤッ・トウものは、スリリングで、「おもてなしの心」満載で、映画の「おもしろさ」を垣間見る思いがしました。
こちらこそよろしくお願いいたします。
さっそく「天国と地獄」に投票していただきありがとうございます。
仰るとおり、黒澤作品は軽妙な描写に面白みがありますが、
カラー作品を手がけてから演出に凝りすぎたきらいがありました。
時代劇はさすが手馴れているものの、
「影武者」「乱」はあまりにこだわりすぎでした。
社会派ドラマとして「悪い奴ほどよく眠る」は中途半端な作品かな、
「天国と地獄」はこれは一級のサスペンスでした。